大雪警報

このまま遠くへ連れ去って 身も心も委ねる様に
あなたに溶けていく想い 他に何もいらないわ
ただ 絶対に見捨てないでね

名前を呼んだってあなたはしかめっ面で 私の話なんか聞いちゃいない
覗き見防止を貼ったスマートフォンは アプリのところにだけ暗証番号

冬になると冷たい指先とつま先と耳と鼻
そっとベッドに潜り込んで来て 押し付けてくるところさえ愛おしいよ

そんな幸せな毎日が続いていくと思っていたのに
いつしか二人すれ違って 離れた心は遠くへ
消えてしまったの 見えなくなってしまったの

『ねぇ』
『最後に逢ったのいつだっけ?』
「ゴールデンウィークかな?」
『もう半年も経つんだね笑
今年のクリスマスは何してるの?』
「いっぱい一緒にいた時より離れてる
時のほうが長くなっちゃったんだねp(´⌒`q)」

「会いたいよ」なんて言葉いまさら もう絶対に言えないよ

だけど声が聴きたくて どうしても会いたくなって
彼氏に内緒で電話かけてしまったの
『お掛けになった電話番号は現在…』

このままあなたに会えないの?どこに居ても想っているのに
そうやって離れて行かないで 願いは届かないまま

今年の雪は 例年よりも高く降り積もるの
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