幻水の都

空に 燃えゆく太陽
地には 流る水よ
旅人の 瞳に映りし
蜃気楼 白き壁よ

あぁ 丘を越え
走るからだ

空を 射落とす王に
すがりつく 民の声よ
華やかに 耽るのなら
「あの影に 逆らうなよ」

あぁ夢虚ろ
富と罪の 水の都

打ち鳴らせ 大地を
打ちのめせ 弱者を

もう一つの惑星へ
もう一つの惑星へ
もう一つの惑星へ
もう一つの惑星へ

太陽、星が、この子の為に
微笑むのか あざ笑うのか
貧しくても 逃げだせず
信じた 何かが
変わるってきっと

流る歌に 音楽が
重ね合って 揺らす街を

浴びる罵倒 殴られて
信じた 何かが
変わるってきっと

信じた
信じた
信じた
信じた…

もう一つの惑星へ
もう一つの惑星へ
もう一つの惑星へ
もう一つの惑星へ
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