WHITE and SHADOW~夢幻の輪舞~

はてなき夢のかなた
瞳を閉じて ただ覚醒を待つ

窓に映る木漏れ日に 小鳥のさえずり
焼きたてのパンの香り 甘いミルクの香り
まばゆいひかり 部屋を満たす
あたたかな世界に包まれて 時が動き出す

扉の向こうでキミの足音 奏でる幸せのリズム
胸の中で眠る想いを 呼びさます心の旋律

はてなき日々はまわる
まぶたをとじて 寝たフリをする
目覚まし時計はキミの微笑み
眠い目で「おはよう」するから

夢から覚めても忘れない
キミにもらった優しさで描く明日は
色とりどりの物語 いつまでもつむいでく

閉ざされた黒き森に 舞い降りた翼
無限に広がる大地 渦巻く嵐の海
記憶のかけら 失くした心
壊れそうな小さな鍵を その手に握って

扉の向こうに届かぬ叫び 暗闇にこだまする声
さすらう想いは傷ついて 永久にさまよい続ける

はてなき時のらせん
瞳をとじて ただキミを待つ
この手伸ばしたら触れられるかな
そこにきっと光があるから

闇から覚めたら思い出す
こぼれた涙のしずくで描く未来は
希望に輝く物語 永遠に追いかけて
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