LIVE REPORT

NICO Touches the Walls ライブレポート

NICO Touches the Walls

『1125/2014』

2014年11月25日@CLUB CITTA’川崎

撮影:上飯坂 一/取材:高良美咲

2014.12.08

昨年“1125(イイニコ)の日”と掲げて行なったライヴでは彼らの核であるロックサイドを見せ付けたが、今年は“レア曲祭り”。ライヴでの演奏回数が少ない楽曲を披露するということでバンドにも緊張感がある中、光村龍哉(Vo&Gu)が告げた“(今日は)あの曲もこの曲も、一切ありません”“まぁ、大丈夫ですけど。名曲だらけなので”という言葉は、この日に集まった観客の心を燃え滾らせるには十分すぎるひと言だった。じわじわと、しかし着実に熱気が高まっていく会場からは、歓喜と驚きが入り混じった歓声がイントロの度に沸き上がる。

中盤では、シングルのカップリングの定番になりつつあるカバーを3曲連続で披露。「君は僕のもの」(クラムボン)をしっとり聴かせ、「陽のあたる場所」(MISIA)では弾む楽器の音、メンバーのご機嫌なコーラスが華やいだ空気感を増幅させる。そして、堂々としたステージングで会場を盛り上げた「ハナノユメ」(チャットモンチー)。年代関係なく、原曲をしっかりと活かして彼らの色に仕上げており、バンドとしてのポテンシャルの高さも垣間見れた。その後は、普段の彼らとは違う面を見せる、湿っぽさややるせなさが滲んだ楽曲でディープな世界に誘うのであった。

アンコールでは来年2月にアコースティックアルバムを発売することを発表し、「手をたたけ」をアコギとドラム3人編成という、パワフルで遊び心にあふれたアレンジで披露。満腹感のあるライヴだったことは間違いないが、“正直、まだ聴きたい曲あるぞって人!”と会場に問うとほぼ全員の手が上がる。この日の候補は40曲以上あったとのことで、改めて彼らの歴史を感じた。次回彼らのレアな部分に触れられる日はいつになるのか...今から楽しみで仕方がない。
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  1. 1

    1125のテーマ

  2. 10

    君は僕のもの(クラムボンカバー)

  3. 11

    陽のあたる場所(MISIAカバー)

  4. 12

    ハナノユメ(チャットモンチーカバー)

  5. 16

  6. <ENCORE>

  7. 17

    手をたたけ (アコースティック)

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