戸倉弘智編曲の歌詞一覧リスト  54曲中 1-54曲を表示

全1ページ中 1ページを表示
54曲中 1-54曲を表示
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ゼロの調律GOLD LYLIC天野月子GOLD LYLIC天野月子天野月子天野月子戸倉弘智壊れた機械は夢を見ている 永遠に醒めぬ時間を奏でて  あとどれくらいの夜を紡げば あなたを照らす ひかりになれる  手を解かないで あなたを追って 逃げたくなるから せめてやさしい そのぬくもりに 抱かれて 咲かせて  Just call my name (I wanna be there with you) So call my name (I wanna be free so free.) 散りゆくひとひらを (After a while, I get worn down down down) 結んで下さい(I wanna be there with you. I wanna be free so free.) あなたのその腕で(After a while, I get worn down down down.) わたしはまだ わたしでいられる? Could you get me out of this cipher?  無数に響く音色の中で わたしの声は ちゃんと聞こえる?  目をそらさないで あなたの想う わたしじゃなくても 空白から 未来へ綴る調べを捉えて  Just call my name (I wanna be there with you) So call my name (I wanna be free so free.) 散りゆくひとひらを (After a while, I get worn down down down) 数えて下さい(I wanna be there with you. I wanna be free so free.) あなたのその胸で(After a while, I get worn down down down.) わたしはまだ わたしでありたい Could you get me out of this cipher?  Just call my name (I wanna be there with you) So call my name (I wanna be free so free.) 散りゆく ひとひらを (After a while, I get worn down down down) 結んで下さい(I wanna be there with you. I wanna be free so free.) あなたのその腕で(After a while, I get worn down down down.)  Just call my name(I wanna be there with you) So call my name (I wanna be free so free.) この目に焼き付けて (After a while, I get worn down down down) 沈んでいきたい(I wanna be there with you. I wanna be free so free.) あなたのその胸へ(After a while, I get worn down down down.) わたしはまだ わたしでいられる? Could you get me out of this cipher?
赤い糸SeptemberSeptemberRie・GMKQoonie戸倉弘智赤く 赤く 焼きつけてく この想いをあなたの手で抱きしめていて  まどろむ午後の窓辺に咲く花は いとしい人の帰りを待っている  指の隙間 流れ落ちる水が 避けるように 目を逸らすほど  赤く 赤く 焼きつけてく この想いよ 絶え間なく舞い上がれ たとえ明日が 見えなくても  信じている あなたとなら 奇跡の糸を  衰えていく陽射しに手を翳し まだ色褪せぬ真紅の河を見た  誰のために 渇きを癒すの 迷わずに 引き寄せるから  赤く 赤く 焼きつけてく この想いは あなたへの愛だから 頬を伝う ぬくもりさえ 時の悪戯 失くさないで 奇跡の糸を  瑠璃の砂 絹の風 遥かな大地で その瞳 映す景色(え)の全て受け止めたい  赤く 赤く 焼きつけてく この想いよ 絶え間なく舞い上がれ 忘れないで あなたとなら めぐりあえる 胸の奥の糸をたどって
風船天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智小さい頃は 指から抜けて浮かんでいく風船が好きで 両手いっぱいの きらめくおもちゃを 一斉に放した  いつの頃だろう 大事なたからを失くしていくのが怖くなってた 片付けられずに 溢れかえるのに  君と歩こう ひしゃげてる鞄持って ありったけの夢をぶら下げて行こう 星くずが泣いてまっくらになる時も わたしには聞こえる あなたの呼び鈴  時々萎んでためいき吐いて しわくちゃになっていく顔 逃げてしまった しあわせの分を 吹き込めばいいのに  わたしは下手で 思いきり吹いていくつも破いた 大きく破れた風船かかえて 後悔するのに  君と歩こう ひしゃげてる鞄持って ありったけの夢をぶら下げて行こう もしもあなたから遠くはぐれた夜も わたしには聞こえる あなたの呼び鈴  星くずが泣いてまっくらになる時は あなたへと運んで わたしの風船
光線天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智のらりくらりしてる生活のフーテン 君の眼差しから出てんだ光線  バッドニュースばっか垂れる ブラウン管よりずっと 君の見つめる瞳に溜息さ  空に帰路を描く青い飛行船 君を独り占めした今宵は晴天  いつまでだって傍で佇んでいてあげる 君が望んでる未来を越えて  曇った空から天使が降りてきたんだ 君の頬染められる 必殺技をおくれよ 目と目で伝心 そんな歌もあったけど 慰めにもならない いたずらなYOUは STRAY CAT  君のために認めてきた便箋 言葉少なに書いた想いを放電  転がり墜ちていく最終章は破って ふたり笑ってる未来を書こう  たとえば挫けて迷子になった夕暮れは 霧の中照らし出す 必殺技をおくるよ 足りない威力も そっと補ってあげるよ 君に捧げた魔法 幻にならないで  曇った空から天使が降りてきたんだ 君の頬染められる 必殺技をおくれよ 目と目で伝心 そんな歌もあったけど 慰めにもならない ミラージュのSWING たとえば挫けて迷子になった夕暮れは 霧の中照らし出す 必殺技をおくるよ 足りない威力も そっと補ってあげるよ 君に捧げた魔法 いたずらなYOUはSTRAY CAT
GOLD LYLIC天野月子GOLD LYLIC天野月子天野月子天野月子戸倉弘智ゴロスケホッホー 君の街へ ゴロスケホッホー 歌うよ 月がそっぽ向くこんな夜だから 期待はしないよ 調子乗って はずれクジ引いた時でも 泣いてごまかして忘れられるように いつまでもコドモじみてても こんな風に笑っていようよ ずっと 醜さをちりばめて 嘘をもっと 愛をもっと 頂戴 溢れるほど 四方八方 逃さないで 見ていてあげるよ 覚えても 覚えても 足りないのはなぜ さみしいレンジャー はしゃいだストーリー 揺らめく青空  ゴロスケホッホー 流れ星を ゴロスケホッホー 取れない時は 寝室の番人してあげよう いつの日か運命なんていう響きに嫌気さして ふっと わたしから逃げる日も 上手だって 利口だって なだめて欲しいよ ヘマしてきた 膝小僧に 埋まった小石も 覚えても 覚えても 足りないのはなぜ 歪んだ午後 赤いスカート 歩いた坂道も 君に撃てない標的は 合図送るよ 見える?  嘘をもっと 愛をもっと 頂戴 溢れるほど 四方八方 逃さないで 見ていてあげるよ 覚えても 覚えても 足りないのはなぜ さみしいレンジャー はしゃいだストーリー 揺らめく青空
国道天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智毎晩あなたを思ってるわけじゃないけど ダーリン  時々 横にいたらいいのになって ふらっと揺らぐよ  だってさ 空模様も分からないほど 離れてるから つまらなかった社長のお小言に しかめた眉毛 伸ばせないよ  国道いくつ抜けたら あなたの頬に触れるだろう 真っ赤に染まる信号睨んで 止まる足は泣いてる  最近は 何の情報だって ネットで探せるけど  あなたの横で笑う友達の ひとりも分からない  いつから あなたじゃなきゃ ダメになったろう 高く伸ばした鼻を手折って プライドを剥ぎ取り 衝突し合った出会いなのに  国道いくつ抜けても わたしの場所手探ってた 隣が青に瞬いても 曲がってしまわないでね  国道いくつ抜けたら あなたの頬に触れるだろう 真っ赤に染まる信号睨んで 止まる足は泣いてる 国道いくつ抜けても わたしの場所手探ってた 隣が青に瞬いても 曲がってしまわないでね
ウタカタPLATINA LYLIC天野月子PLATINA LYLIC天野月子天野月子天野月子戸倉弘智白く明けてゆく空に浮かぶ不知火 陽気な夢に灯された赤い幻  選ビ損ネタモウ片方ハ アナタガ笑ウ ヤワラカナ旅路 今コノ総テ置イテイッテモ 届カナイ夢ノ果テ  教えて あてどもなく踏み出した足はどこへ続くの あなたを沈めていく虚の淵 ウタカタ揺れる  甘い攪拌に浮かび踊る想いは 小さな叫び声上げて淡く弾けた  コノママフタリ繋イダ腕ヲ 切ラズイレタラ何ヲ見タダロウ ワタシノ足ハ 在リシ場所カラ ドレクライ離レタノ  あなたが望むのなら 微塵に砕いて忘れてもいい 遠くへ霞んでいく想いの粒を 探さぬように  光溢れる 出口の先へ 舵手にした方舟は漕ぎ出す 封じ込めていく 落とし込んでく 帰る場所などここにはないから 光溢れる 出口の向こう 舵手にした方舟は漕ぎ出す 封じ込めていく 落とし込んでく 帰る場所などありはしない  教えて あてどもなく踏み出した足は何処へ続くの 遠くへ霞んでいく そのすべてを覚えてる 再び出会えるなら 1からわたしを見初めて欲しい あなたを沈めていく虚の淵 ウタカタ揺れる
ウララカ天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智今年の年始は風邪ひく夢で目覚めたんだ ひとりぼっちで  目覚めて気付いた 節々痛くなってやがる 夢じゃなかった  ウララカな春は来るのか 花粉はあたしに優しいか 節分の大豆旨いな もう2月か  桜 あたしを待ってろよ その蕾タワワに 知らぬ間に はらはら散るんじゃねーぞ 桜 ゴールテープは まだ先の方かい あたし追い越して あんたが咲いちまうのかい  次の晩見たのは メンバーから曲のダメ出し受けてる夢  微熱で寝込んだ身体に鞭打つ仕打ちさ 泣きそうだった  ウララカな春を迎えたい 記念日にはケーキ食べたい やりたいゲームもあるんだ 予約してんだ  前に餌を垂らして走る競走馬は どこがカーブかちゃんと見えてんだろうか 桜 あたしは行けるか 春の雪の中に よそ見してても こっちだって招いてくれ  ウララカな春は来るのか 花粉はあたしに優しいか 雛祭り人形恐いな 3月ですか  桜 あたしを待ってろよ その蕾タワワに 知らぬ間に はらはら散るんじゃねーぞ 桜 ゴールテープは まだ先の方かい あたし追い越して あんたが咲いちまうのかい 前に餌を垂らして走る競走馬は どこがカーブかちゃんと見えてんだろうか 桜 あたしは行けるか 春の雪の中に よそ見してても こっちだって招いてくれ
かぼす天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智君を引き立てるため 今日も搾られたよ  君はとんがっている 濃ゆい刃だから  ただ隣に 並べられて 使い捨てられてく だけどぼくは信じている その豪腕も  君のしあわせそうな 顔を見ていたくて  今日も頑張っていきます青い房  君がなくちゃぼくの生きる意味なんてないさ 強い筆で描く未来 共に見たいな  かなしい出来事は全部 ぼくが引き受けるよ  君はとんがっている牙でいて  君のしあわせそうな顔を見ていたくて 今日も搾り取られます青い房
GOLD LYLIC天野月子GOLD LYLIC天野月子天野月子天野月子戸倉弘智逞しくダイヴ見せなよ 血気盛んなDirty-Crow 無い物強請りのこの世で 根刮ぎ食らってくShadow  次のバイパスを抜けたら 君に聞かすよLooter Show あどけない目で笑っててよ 負けちまいそうなんだHoney  この仕事終えたら何処か遠くへ向かおう 誰一人 顔も知れないとこ  こんなちっぽけな魂で 君を守る事は出来る? 今は臆病を騙し込んででも 空虚吐き出す  何ものにも染まらないステータス 鈍く輝くDirty-Crow せせら笑ってる奴らに 白目剥かせようかPoochy  キレイゴト塗れの世の中じゃ 嘘も挨拶代わり 成れの果て  君がやさしさを欲しがり 白いツバサを呼ぶ時は いつかはじまりを告げたあの日まで 君をさらうよ  仮初めの城の中 白昼の光に晒され 何処へ行ける 君の惑う手と逸れずに  こんなちっぽけな魂で 君を守る事は出来る? 今は臆病を騙し込んででも 空虚吐き出す 君がやさしさを欲しがり 白いツバサを呼ぶ時は いつかはじまりを告げたあの日まで 君をさらうよ
硝子天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智お天気野郎に用はないわ あたしは曇ってる人が好きなの 擦れて汚れた瞳を 輝かせるのが快感なの  お掃除は少しずつやるより 溜め込んだ方が気分いいわ 君の濁った硝子を一気に磨きたい  寂れたハート抱えて 尻込みしてるLooser 切れなかったカードは 何処に仕舞い忘れてきたの  ここへおいで 楽園は君の傍で眠っている 食わず嫌いに その腕が戸惑いはじめたなら 心守る 厚い壁吹き飛ばして 創始になれ すべてが欲しい そう企んでいたあの日のように  溜息吐いて白く濁った 窓辺ならばこの腕で拭って 君が見逃してしまう 風景を見せたい  疲れたふり続けて 立ち止まっているなら その背中を伸ばして 何が掴めるのか試そう  ここへおいで 楽園は君の傍で手招いてる 頭抱えて ひとつの回答を出せないなら 真面目すぎる頑な誇り捨てて裸になれ 傷跡隠す 鋼の鎧などいらないでしょう?  壊れ物取り扱う やさしい手を望むの? 弱いとこすべてを壊せば楽になるのに  ここへおいで 楽園は君の傍で眠っている 食わず嫌いに その腕が戸惑いはじめたなら 心守る 厚い壁吹き飛ばして 創始になれ すべてが欲しい そう企んでいたあの日のように
Devil Flamingo天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智軽快なサービストーク 恥じらいはどこへ追い殺った ブラウン管に唾を吐く  曖昧に相槌 かったるい恋路話は 右から左へThrough-ly  計画通りに上手くいってよ 平和な奴らに泡吹かせたい 満ち足りぬ現状の末路を コノ目デシカト見届ケル迄  この世界はまるで 果てなき空中サーカス この世界はまるで 果てなき空中サーカス 片足で踊る 拘束されたピエロ 片足で踊る 拘束されたピエロ  ストレス溜め込んで狂う現代人の 拓かれた道は何処だ  暴力的なフェイク咬まして 胡座かくなら 気が済むまで殴ちなよ  計算通りに事運んでも 横槍から逃げる術はない 満ち足りた幸福の糸目を コノ目デシカト見届ケタイ  この世界はまるで 果てなき空中サーカス この世界はまるで 果てなき空中サーカス 桃色を纏い 毒牙隠すDevil 桃色を纏い 毒牙隠すDevil  痺れた腕を伸ばして 確認していた ココが何処で 君がダレで ワタシの領地が何処カを  この世界はまるで 果てなき空中サーカス この世界はまるで 果てなき空中サーカス 片足で踊る 拘束されたピエロ Lie Lie Lie “There's no one as beautiful as 〇※▽◇!” この世界はまるで 果てなき空中サーカス この世界はまるで 果てなき空中サーカス 桃色を纏い 毒牙隠すDevil 桃色を纏い 毒牙を隠すDevil
JOKER JOE天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智変幻自在のstyle いい奴か悪人かは 使う方の腕次第 気をつけろ He is magic star  選んでよ Trick or Treat 今日は何を遊戯するの? 「Joker抜きにしよう」 ベンチ入り unlucky-man  その面を騙すstrangeなナイトキャップ (Old Maid-Sevens-Poker) その手に持つ杖はViolence? Justice stick?  Joker Joe 52人の軍団に入れなかった男 Joker Joe 身の丈揃う集団を食み出した狼 終身雇用のWorker Joe  幸せはいつでも 一時の気休め程度 些々暮れ立ったHeart 運命にHe say“NO NO”  その鍔の奥のdangerousな空想を その杖の先いたぶって スパークしたい  Joker Joe 52人の軍団に入れなかった男 Joker Joe 巡回しては集団を掻き回すサディスト 問題児Joe  小さな瞳で下克上企んでた 川辺で泣いていたあの日には さよならさ  その面を騙すstrangeなナイトキャップ その手に持つ杖はViolence? Justice stick?  Joker Joe 52人の軍団に入れなかった男 Joker Joe 巡回しては集団を掻き回すサディスト Joker Joe 52人の軍団に入れなかった男 Joker Joe 身の丈揃う集団を食み出した狼 終身雇用のWorker Joe
Stone天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智あたしのズルイとこを 見逃さないでいてほしいの 白く潰したかった くすんだ未来も アリバイも嘘も  さかさまの位置に あの青空が落ちてくるなら あたしは誰よりも 飛んでいれるのに しみったれたふたりを笑えるのに  Everyday Like a sober little stone 輝ける明日が待つわけでもなく Every way 綻んでく 褪せゆく光を ただ眺めてるだけ  掴まるのが厭で 自由人を気取っていたけど 誰の腕も取れず息絶えてくのは 怖かった ひとりはいやだった  Everyday Like a sober little stone 我が儘に振る舞う 夢の在処も Every way 転げ落ちる 繋いだその手を 強く束ねるほど  このまま緩い日々を生き存え ヤワな思い出浸り 笑うだろう 自由で満たされたlonely life この骨を埋めてくれるのは あなたじゃないなら 誰がいるだろう  Everyday Like a sober little stone 輝ける明日が待つわけでもなく Every way Only passes vaguely days 繋いだその腕を束ねていても Everyday 綻んでく 色褪せた石を ただ眺めているだけ
1/2 -a half-GOLD LYLIC天野月子GOLD LYLIC天野月子天野月子天野月子戸倉弘智Dearness 頑に耐える泪はここに吐き出しなよ Pureness 真っ直ぐすぎる君へと投げ出すカーヴ  君が北を向いたなら わたしは南を眺めよう 微かに震える君の 吐息が届く位置に  きつく繋ぐ糸や約束は要らない 磁力はなくならないかどうか 君を試したい  愛してる 言葉にしたなら君は近くなるの 何一つ 纏まりきらない ひとつにならない a half and a half 壊れた球体のfidgety addicted to you  君が顔を伏せるなら わたしは流星を探そう 曇った瞳の奥を 彩る花火になろう  欠けた心の壁 塞ぐ番(つがい)もない どれほど間違い起こせば この穴は消えるの  愛してる 言葉に出来たら心軽くなるの 捩じれてく 君との架け橋 見失うのなら a half and a half 溢れた感情のfeel dizzy correct my soul  気が付いてわたしの事 嘘でいいから 都合のいい存在ならば 捨てて欲しいから  愛してる 言葉にしたなら君は近くなるの 何一つ 纏まりきらない 早く繋げて欲しいよ 愛してる 言葉に出来たら心軽くなるの 捩じれてく 君との架け橋 見失うのなら a half and half 壊れた球体のfidgety addicted to you
砂糖水天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智沢を辿って 大きな幹を目指す 微かについた香りを頼りに  麦藁帽子 乾いた西瓜の芯 わたしを入れて運んだ木の虫籠  壊れた夏 置き忘れたあなたの七つ道具 捨てずにとってる わたしを褒めてほしいよ  I'm in truly lovin' you そっとわたしを誘う 甘美な蜜のその味を忘れてしまっても Why can't you say to me“HELLO”? 狂おしいままに浮遊していく夢事 砂糖の香り  散々だった 最終章の台詞 タイムマシンがあったらいいのに  濡れた髪を拭いてくれた あなたの指の記憶 なくせるものなら 誰か奪ってほしいよ  I'm in truly lovin' you まだ「ただの遊び」と始末出来ない 思い出を食べ残してしまう Why can't you say to me“HELLO”? 立ち入り禁止のゲートを越える泡沫 あなたの雫  街路樹を抜けた先 森へと帰る途中で 冷たい眩暈に襲われ倒れた わたしの黒い羽根は 粉雪に埋もれてく このまま氷になったら 怒る?  I'm in truly lovin' you そっとわたしを誘う 甘美な蜜のその味を忘れてしまっても Why can't you say to me“HELLO”? 狂おしいままに浮遊していく夢事 砂糖の香り  砂糖の香り
パレード天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智横殴りの嵐に吹かれ お祭り騒ぐ一番を競う船 最後尾が誰かは問題じゃない 口開けて観る オーディエンスの群れ  乱れる息を押し殺し投げキッス 彼方御座しますのは お偉いさんのcrocodile-bag  パレードは続く 歪む街を灯すネオン 弾け飛ぶ歓声に熱帯びた都会 パーク・シティ 君を見失い沈む月に吠える犬 流れに身を任そう 風化するまでどれくらい  手渡されたガーベラ一輪 バトンに重ね振り回し首が折れる 列に連なる一人 此の花は誰の手元に行ってもいいんだろう  手当たり次第 入店するselect-shop わたしが欲しいものは 描いた夢を食べる獏  パレードは続く リズミカルに均す群衆 踏み潰されていく夕刊の誌面 タブロイド これ以上は無いと 終わりを告げた恋も 破り捨ててしまえ 風化するまでどれくらい  君がもし泣いたりしたら 駆けつけたくなるだろう 切り刻んだ受話器のコードも 鍵を掛けて縫い込んだ想いも全部 掘りおこして 繋げたくなる  パレードは続く 歪む街を灯すネオン 弾け飛ぶ歓声に熱帯びた都会 パーク・シティ 君を見失い沈む月に吠える犬 流れに身を任そう 風化するまでどれくらい
博士と孔雀天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智軒先の小屋に住まうピーコックは博士が好き 嗜みを整えては 夢見がちにchirping song  あの人にアクセスするパスワードが分からないの 古ぼけた機械の前 首傾げた  真っ赤なビーカー 放置されてる液体とマドラー 曇った湯気に揺れてる 沸騰点の恋心  どうか見捨てないでよ もっと近くに伸ばしてよ 「愛するヒト」にはなれないけど 君にずっと触れていたいよ その口にキスしたいよ 尖る嘴 地面突き ダダを捏ねてる  軒先の小屋に住まうピーコックは博士が好き 虹色の羽を広げ 今日もハミング  黄色くなった白衣 微かに白髪混じりの髪 時折吐く溜息は どんな人に届けたいの?  その眉間の皺に 微風を運びたいよ 「愛するヒト」にはなれないから 君の名を呼んでみたいよ 最後まで見ていたいよ 虹の翼は 待ちくたびれ まだらに透ける  ひとりの夜を 雨の午後を そっと暖める暖炉のように 静かに立って 見守るから 閉じた扉を開けて欲しい  どうか見捨てないでよ もっと近くに伸ばしてよ 「愛するヒト」にはなれないけど 君にずっと触れていたいよ その口にキスしたいよ 尖る嘴 地面突き ダダを捏ねてる
PLATINA LYLIC天野月子PLATINA LYLIC天野月子天野月子天野月子戸倉弘智たとえば海の底で あなたが生きてるのなら わたしは二本の足を切って 魚になろう  深みへ堕ちるほどに あなたが近づくのなら 果てない闇を彷徨う陰になってもいい  艶やかに漂うわたしの陽炎 叶わない現実に溺れていただけ あなたはいない わかっている わかっている  昇る昇る太陽が わたしの場所を浄化する 青く刻む刻印を 温い温い風がさらっていく  たとえばこの言葉が あなたに届くのならば わたしの声帯を取り上げて 捨ててもいい  鮮やかな傷を失くした現在を 何もかも奪うあなたの温度を 求めていた 求めていた 幻でも  消える消えるぬくもりが わたしの場所を連れていく 罰を拭うその腕に 抱かれながら眠りにつきたい  昇る昇る太陽が わたしの場所を浄化する 罰を拭うその腕に 抱かれながら眠りたい 消える消えるぬくもりが わたしの場所を連れていく 青く刻む刻印を 温い温い風がさらっていく  蝕んでいく 記憶の破片 わたしを塞ぐピアスが足りない 忘れてしまう ぼやけてしまう あなたの聲が雑踏に消える 蝕んでいく 抜け落ちていく わたしを塞ぐピアスが足りない 跡形もなく 忘れてしまう あなたの聲が雑踏になる
ID天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智「ほら、そこ、うるさいわ! グランド3周してきなさい!」 今日もまだご機嫌ナナメの担任 突き出る釘を打つ 金槌振り翳すあなたは その手で未来を潰す  ―正しい眼を持たなければ、指導者にはなれないわ。 なら先生 書き順を間違うことは罪ですか?  ストライキ起こしてみせろ 白紙のテストを出そう ストライキ起こしてみせろ 健闘を祈る  「時速5キロで行くAさんの20分後は 出発地点から何mですか」 信号無視をする 使命感帯びたAさんの 孤独な胸を誰が癒すの?  ―ゲーム感覚でいいの、楽しく学べるのなら。 でも先生 人生は電源オフに出来ないわ  クーデター起こしてみせろ 朝礼台を乗っとれ クーデター起こしてみせろ 校長は君だ  教室では溜息さえ封じ込めて 威厳のあるオトナを演じる 先生も大変さ  ストライキ起こしてみせろ 白紙のテストを出そう ストライキ起こしてみせろ ID戻す その時は今 クーデター起こしてみせろ 朝礼台を乗っとれ クーデター起こしてみせろ 健闘を祈る
イデア天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智空を裂いて光が落ちてく 凍りついた海底から 顔を上げて 呼吸する  取り乱すことなら簡単だった捌け口さえあれば 空はなぜ高くあるかを あなたは教えてくれる  バラバラになった糸を束ねて わたしの礎を描く 小さな拳をかまえて 明日を睨んだ  Stand Out 尖っていく 粗く削り込んだ心のまま Hang On 巡り会えるやわらかな笑顔を 舞い降りる光を この手で掴むために  祈り続けるのは誰でも出来る 停まる屋根があれば 鈍く畝る雲を裂けて 来ない「瞬間」を待てばいい  ポケットの中 詰めた過去より 変わりゆく今を愛そう 日記の文字眺めてても 明日は見えない  Stand Out 大地を踏む 高鳴るステップを聞いていたい Hang On 擦り切れてく萎びた靴底に 乱れてく吐息に 心を染めるように  誰かの胸を汚すことない 凛と佇む光を射そう 低く留まる影の隙間を泳いで  Stand Out 尖っていく 粗く削り込んだ心のまま Hang On 大地を踏む 高鳴るステップに耳を澄ましてく Stand Out 止めてごらん 走り去る稲妻よりも速く Hang On わたしは行く 萎びた靴底に 乱れてく吐息に 心を染めるために
GOLD LYLIC天野月子GOLD LYLIC天野月子天野月子天野月子戸倉弘智何が正しいのか判らず立て籠もり 描き上げた理想郷をただ眺め 扉を強く叩きながら思い知る 救世主など ドコニモイナイ  まだ上手くやれるだろう 明日には晴れ間が戻って 何事もなかったように 君は笑うのだろう  わたしを裏切るのなら 正面から太刀合い勝ち取ってごらん 君を奪う劔なら いつだってこの手に持っているから  毀れた刃振り翳し君に向ける いくつもの螺旋描きながら 情報は飛び交い嘘は真実に変わる 信じれるものなど ナニモナイ  また上手くやるのだろう 次の決戦が来るまでは 何事もなかったように 恥しく笑うのだろう  わたしを騙せるのなら 作り上げた「本当」を守ってみせて 君を裁く劔なら いつだってこの手に持っているから  見せ掛けだけ小手先だけのsoldier このわたしを踏み躙る時には 手加減などしなくていい 本物でいて  わたしを裏切るのなら 正面から太刀合い勝ち取ってごらん 君を奪う劔なら いつだってこの手に持っているから わたしを騙せるのなら 作り上げた「本当」を守ってみせて 君を裁く劔なら いつだってこの手に持っているから
天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智今日は燃えないゴミの回収日 朝の7時に目覚ましリンリンリン シャワーを浴びて薄化粧する 何食わぬ顔して挨拶しよう  鍵穴の音に耳を澄まして(深呼吸 深呼吸) ドアノブを回す指を感じて(エスパー エスパー) 3秒後からこっそりつける(ミステリー ミステリー) 10秒だけのランデヴー ゴミ捨て場までのランデヴー 「おはようございます」  センチメンタルな恋は卒業しなきゃ あなたに似合う女にならなきゃ 預かっていたペリカン便 配達しなきゃ 「このままではダメよ」 分かってます  あなたは駅に わたしは部屋に 降りそそぐ太陽が目に痛い 実は夜型 血圧80 朝に弱い質です  鍵穴の音に耳を澄まして(深呼吸 深呼吸) ドアノブを回す指を感じて(エスパー エスパー) 3秒後からこっそりつける(ミステリー ミステリー) 10秒だけのランデヴー 週に2日だけのランデヴー 「今日は晴れましたね うふふ うふふ」  ひきこもりがちな恋は卒業しなきゃ あなたのためにスキル上げなきゃ 今年こそはセクシーなビキニ買わなきゃ 「このままではダメよ」 分かってます センチメンタルな恋は卒業しなきゃ あなたに似合う女にならなきゃ 間違って来た請求書 お届けしなきゃ 「このままではダメよ」 分かってます  あなたは隣人 立派なサラリーマン 去年越してきた男
天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智もしもあなたが死んで 皮と骨だけになったら あなたの背中を隠す コートを作ろう  にきび潰した跡や 背骨沿いにあるほくろは 教科書捲り眺めた 星座のよう  なぜ近くにあるものほど置き忘れて 取りには戻れぬ距離になり ただ諦めたのだろうか  It's a beautiful day くりかえす過ちを犯した罪さえも It's a beautiful day 洗い流せる術をくれた人  もしもあなたが死んで 白い灰だけになったら 綺麗な絵の具と混ぜて あなたを描こう  なぜ近くにあるものから処分をして わたしの眠れるスペースを ただ守ってくれたのだろう  It's a beautiful day くだらない冗談をつまらない話を It's a beautiful day おなかを抱えながら笑う人  暴力的な寝相 高らかな鼾 あなたを呪う夜だってあった  It's a beautiful day くりかえす過ちを犯した罪さえも It's a beautiful day 洗い流せる術をくれた人  It's a beautiful day くだらない冗談をつまらない話を It's a beautiful day 柔らかな木もれ日を受けながら
GOLD LYLIC天野月子GOLD LYLIC天野月子天野月子天野月子戸倉弘智眸を閉じて 見たくないものなど見なくていいから 言い聞かせて心を削ぎ落とした  眸を閉じて 鋭くなる躰で両脚で この手に馴染む武器を集めた  しあわせという名のパズルの絵柄は あなたの型を失って崩れ落ちた  忘れてしまえと 忘れてしまえと 幾つ想いを馳せても 散りゆく流星を貫いて願い果たせぬ 海底に沈む真珠になれずに 浮き上がるこの想いは 躓く足下を漂って きらきらひかる  日は昇る 幾千の涙を痛みを知らずに わたしは灰の海を泳いだ  宿命は閑かにふわりと近づき あなたはひとり燃え尽きて天に消えた  噛み砕きなさい 呑み込みなさいと 何度口を塞いでも 唇 灼け爛れて通らず 戻し続けた 雷を落とし雨雲を裂いて あなたの元へ運んで 躓く現実を彷徨って足掻いてた  龍よ 舞い戻り 大地へ誘い 罅割れたわたしを元に戻せ 龍よ 古の泉へ誘い 枯れたわたしの瞼を戻して (×2)  目を醒ませ わたしの獣
天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智かぜにのって とんでいく あなたのはねがはためいた  そらが たかくて こわくなっても ひきかえしたりしませんように わたしはふうっとろうそくをけす  わたしはそっとひをけした  なみだはしんじゅに しんじゅはうみに うみはあらしに あらしはそらに  そらはおちて はなにかわる あなたというはなにかわる  そらはおちて はなにかわる あなたがくれたいちりんのはな
天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智せいくらべ 公園の柱 あなたを越せなかった頃 大きくて 取れないもの欲しがってた 高い木に登ってた  憂鬱な授業を蹴って 七色の麓を目指した ねぇ 迎えなど来なかったね 手を取って逃げ出すことだって出来た  はみだす大きな言葉で 答え写しながら書き綴ったノート 方程式より確かな夢に 膨らんでみえたからっぽの鞄  空飛ぶ車に乗って ふたりで宇宙旅行しよう ねぇ どれくらいで気付いた 空高く架かった虹の仕組みを  はみだす大きな景色を 答え探しながら書き殴った画用紙 デッサンよりも細やかな夢と 溢れ出しそうな鉛筆の破片  行方知れずのタイムカプセル 橋を渡れず泣いてる 地平線沈む太陽の下まで わたしを連れ出してよ  はみだす大きな言葉で 答え写しながら書き綴ったノート 方程式より確かな夢に 膨らんでみえたからっぽの鞄  はみ出す大きな景色を 答え探しながら書き殴った画用紙 あの日のあなたを追い越し 頭ひとつ突きだした不自然なライン
天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智並びあうふたつの踵は サンダルとヒール うずくまり見上げた夜空は一面曇り ハローハローハロー 言葉にしたら晴れる気がしてた ハローハロー スキップしながら  パンクしてはちきれた所 ガタついた道 砂煙 足跡掻き消す それもいいかな さらさらさら 流れ流れて辿り着く先で あなたを愛していけたら  ひとつひとつ 色褪せるほどに わたしに欠けていたパーツも見えなくなる 角が取れてくたびれはじめる あなたのTシャツのように  並びあうふたつの踵はサンダルとヒール 疲れたとわたしに投げ出す重たい躰 ジュテーム ジュテーム ジュテーム くりかえすほど臆病になった まあるいあなたの笑顔も  一秒ずつ 積み重ねるほど すべてがあたりまえに変わり埋もれていく 芽生え出した香しい花の息吹も 気付かないほど  ひとつひとつ 色褪せるほどに わたしに欠けていたパーツも見えなくなる 過ぎ去る日々 ほどけていくありのままを 吸い込めるように
天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智その花は 食べられぬ果実を隠すかのように 細長く逆剥ける 棘を辺り延わせた  加速続ける枠組みされた都市で 自らに酔いしれる鎧など要るのか  解き放て 眠りに就いたすべての勇者よ 地を這い 掻き崩した あなたに報いを あたたかな光り遮る棘を落として 裸で摘み採られる その美しさを  吠え立てて抗えど道は挟む一方で 張り上げた声すらも恥じて遠くかき消える  過ぎ去っていく群集の傍らで 立ち止まり俯いて足下を眺めた  解き放て 雲に隠れるすべての雄姿よ 地を這い 停まるより 新たな記憶を 誰が為に花は芽生えて 舞い散るものかを 素足で踏み捕える その逞しさを  加速は止まぬ あなたの意に背いて 自らに酔いしれる時間などあるのか  解き放て 眠りに就いたすべての勇者よ 地を這い 掻き崩した あなたに報いを あたたかな陽の射す丘を 穏やかな夜を 裸で摘み採られる その美しさで
GOLD LYLIC天野月子GOLD LYLIC天野月子天野月子天野月子戸倉弘智金色の雨が落ちる 溜息は白く浮かぶ  話し込んでたアカルイミライは 街頭の中 虚ろいでいく  loser 歪んだ心の襞に深く刺さった月 わたしを責めればいい glaring 錆びつき剥がれた夢が高く積もった夜 わたしを照らせばいい  見上げてる顎のライン 欠け落ちた月のカーヴ  コンクリートのビルの谷間から 君と暮らした街を想った  loser 愉快な大人の群れに重なり合ったまま 汚れていくのだろう glaring 悴む指を銜えて爪を噛み続けた 君なら叱るのかな  手を伸ばせば届くはずだったのに  loser 歪んだ心の襞に深く刺さった月 わたしを責めればいい glaring 悴む指を銜えて爪を噛み続けた わたしを覚えていて
PLATINA LYLIC天野月子PLATINA LYLIC天野月子天野月子天野月子戸倉弘智地下に潜り穴を掘り続けた どこに続く穴かは知らずに 土に濡れたスコープを片手に 君の腕を探していた  つぎはぎの幸せを寄せ集め蒔きながら 君の強さに押し潰されてた  焼けつき 焼けつき 剥がれない掌の跡 ちぎれた翼で朱く染まる雲間を裂いて 上手に羽ばたくわたしを見つけて  繭に籠もり描いた永遠は どこに芽吹き花開くのだろう 朝はやがて闇夜を連れ戻し わたしの眸を奪ってゆく  月灯り 手探りで重ね合い縺れては 君の在処になれると信じた  燃え尽き 燃え尽き 戻らない約束の場所 ちぎれた痛みで黒く染まる大地を駆けて 上手に羽ばたくわたしを見つけて  叫んでも聞こえぬなら その手で壊してほしい まだわたしを「わたし」と呼べるうちに 抱き止める君の腕が穏やかな塵に変わる ただ静かに 天を仰いだ  焼けつき 焼けつき 剥がれない掌の跡 ちぎれた翼で朱く染まる雲間を裂いて 燃え尽き 燃え尽き 戻らない約束の場所 上手に羽ばたくわたしを見つけて
天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智ゾウガメが環七で水浴びしてた 飼い主はヨボヨボのおじいさん ゾウガメが環七で水浴びしてた わたしも飼いたいと強請る  お風呂場の改築 費用はなるべく浮かせて 「防音もしなけりゃ… ところであの子は鳴くのかしら?」  しらみつぶす問い合わせには 「当店には入手ルートがございません。申し訳ありません」  ゾウガメが環七で水浴びしてた 飼い主はヨボヨボのおじいさん ゾウガメが環七で水浴びしてた わたしも飼いたいと強請る  一流建築家 小首を傾げて沈黙 「大家には内緒で☆」「しかしね、苦情沙汰になるよ」  見るに見兼ねあなたは語る 「今はミドリガメにしときなさい。週末見に行こう」  ゾウガメが環七で お散歩してた飼い主の屈託ない笑顔 ゾウガメが環七でお散歩してた いつかは飼いたいと粘る  辿り着いたペットショップは 「本日棚卸し・明日は二時から営業」  ゾウガメが環七で水浴びしてた 飼い主はヨボヨボのおじいさん ゾウガメが環七で水浴びしてた わたしもいつか飼いたい ゾウガメが環七でお散歩してた 飼い主の屈託ない笑顔 ゾウガメが環七でお散歩してた わたしも飼いたいと強請る
GOLD LYLIC天野月子GOLD LYLIC天野月子天野月子天野月子戸倉弘智ひからびた水槽低く泳いでみせてた あなたから煙たがられる気がして  ただ「飽きた」たった一言わたしに伝えて 捨てるならあるべき場所へ放して  わたしならあなた無しでも歩いて行けるはず あなたの目を殺めた誰かと違う  惜しみなく愛して惜しみなく憎んであげる 変われない形があるなら心を溶かしましょう 晴天の淵から大粒の嵐が降りた 鮫のように急カーブ切ってくわたしをどうか笑って  大切な誰かを庇う緊急ニュースは ありのまま報道されず終わった  何もかも嘘で丸めて隠し通すつもり? 汚れた手に凭れる誰かと生きて  惜しみなく愛して惜しみなく憎んであげる 降り積もる水の重さごとあなたを潰しましょう この胸に走った痛みなど抉ってあげる 鮫のように急カーブ切ってくわたしをどうか笑って  あなたの触れた身体が元通りになるまで 誰かを正しく愛せるわたしに戻れるまで 無いはずの角を曲がってふりだしへ急いだ あなたに 牙を剥いて  惜しみなく愛して惜しみなく憎んであげる 変われない形があるなら心を溶かしましょう 晴天の淵から大粒の嵐が降りた 鮫のように急カーブ切ってくわたしをどうか笑って
日曜日天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智あなたを乗せたバスが見える カーブで鳴らすただいまの合図 雨上がり オレンジの雲と滴りおちるしずくの波紋  あなたを乗せたバスが止まる 響き揺れるマフラーを見てる 耳慣れた革靴のリズム 目隠ししてもあなたと分かる  悪戯な会話と 重なりあう影法師 このまま このまま 路地裏で迷子になって帰れなくていいよ パジャマのような上下と 剥がれ途中の爪 変わり映えのないあなたといる畦道  「今日はどこかで食事をしよう」 明るい場所が苦手なあなたは 洞穴のような店を好んでいる ジャズピアノと白熱灯  悪戯な会話と 重なりあう影法師 このまま このまま 路地裏で迷子になって帰れなくていいよ きつく締めた時計を鞄に隠して 深呼吸ひとつ つられてあくびをする  退屈な毎日は続く 点滅する踏切も 道草しながら歩く あなたと逸れても 退屈な毎日は続く 混雑するエレベーターも 道草しながら歩く たからもの捜しに  悪戯な会話と 重なりあう影法師 このまま このまま 路地裏で迷子になって帰れなくていいよ パジャマのような上下と 剥がれ途中の爪 変わり映えのないあなたといる畦道  あなたを乗せるバスが見える バスが見える バスが見える
ダンデライオン天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智急に短く切った前髪 鏡越しにセルフポートレート ひとりぼっちになったその朝 いつもよりも空が高く見えた  何処へ行こう ひとりきり 目的地も 地図もない 両腕を抜ける微風は冷たい スピードを上げて行こう ひとつひとつ焼き付けて どれくらい行けばあなたに会わなくなるかな?  Fly 風のように大空を駆け抜ける 白いカナリア Fly あなたの目を掠めていくから 捕まえてみせて  特に美人じゃないし 目立たない チャームポイントだよとあなたは言った  風向きが変わったなら身を委ねて流れよう どれくらい行ってもあなたに会えないのなら  Fly 風のように大空を駆け抜ける 白いカナリア Fly あなたの目を掠めていくから 捕まえてみせて Fly 焦げた肌と蜃気楼 カラカラの夏を跨いで Fly あなたの目を掠めていくから 捕まえてみせて  何処へ行こう ひとりきり 目的地も 地図もない 両腕を抜ける微風は冷たい スピードを上げて行こう ひとつひとつ焼き付けて どれくらい行けばあなたに会わない?  Fly 風のように大空を駆け抜ける 白いカナリア Fly あなたの目を掠めていくから 捕まえてみせて Fly 焦げた肌と蜃気楼 カラカラの夏を跨いで Fly あなたの目を掠めていくから 捕まえてみせて
時計台の鐘天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智止まってしまえ時計台 八時を告げる間に 約束過ぎて溜息 あなたの顔がもう見えそう  止まってしまえ時計台 改札抜ける時まで 予約を入れたディナーも 台無しになってキャンセルはいや  あなたがまだ立っていますように 列車に揺られながらわたしも揺れてた 言い逃れなんてタブーだわ 逢ったら何て言おう 「献血してましたの」  洗濯物が絡んで 列車は途中停止した ここから歩いて行って 間に合うのなら降りていくのに  あなたがまだ立っていますように 列車に揺られながらわたしも揺れてた 窓の外で微かに鳴る時計台の鐘 耳の奥で騒めく  指切り交わした小指の骨は軋み 真っ赤に染まり 微熱を宿したまま あなたの指が緩んで解けていく 静かに その手を 切り落として  止まってしまえ時計台 八時を告げる間に 約束過ぎて溜息 あなたの声が もう聞こえる  あなたがまだ立っていますように 列車に揺られながらわたしも揺れてた 言い逃れなんてタブーだわ 逢ったら何て言おう 「献血してましたの」 あなたがまだ立っていますように 列車に揺られながらわたしも揺れてた 窓の外で微かに鳴る時計台の鐘 耳の奥で騒めく
天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智あなたの数を指折り数えてる 静かな夜 右から左へと浮かんで消える 貝楼みたい  左側の信号が瞬いて赤に変わる 次から次へとあなたはやってきた 「あなただらけだわ」  何者かがわたしの眠りを妨いで 思考の定まらない浮気な血を流し入れる  Sheep swept me off my feet 沈まぬ太陽のような炎が Sheep swept me off my feet わたしの足元を燻る  街へ出向きウィンドウショッピングをする 柔らかなコート 表示価格と残高をチェックする 「ウール100%」  何者かにわたしの行動を読まれて 運命のルーレットに細工を施されたよう  Sheep swept me off my feet 沈まぬ太陽のような炎が Sheep swept me off my feet わたしの足元を燻る Sheep swept me off my feet 未だ渋滞は改善の余地無く Sheep swept me off my feet 警告音が  おやすみ 両足を畳んで おやすみ 頼りない毛布で 疲れて微睡み見た夢 あなたとわたしのストーリー  Sheep swept me off my feet 沈まぬ太陽のような炎が Sheep swept me off my feet わたしの足元を燻る Sheep swept me off my feet レプリカかどうか答えてほしい Sheep swept me off my feet 警告音が耳を突く Sheep swept me off my feet 沈まぬ太陽のような炎が Sheep swept me off my feet
銀猫GOLD LYLIC天野月子GOLD LYLIC天野月子天野月子天野月子戸倉弘智逸らさず見ていてよ わたしの写真が灰になるまで 喉が焼けて掠れるまで シャッター切って死なせて  氷張りの家 燻る暖炉 息を吹いた まだ火は消えない かすかに音を立てる  何を燃やそう カーテンも花も跡形もない 冷えた四肢は 重ねて寄せるだけじゃ足りない  逸らさず見ていてよ わたしの写真が灰になるまで 過去と今をゼロに戻し わたしをわたしで葬る あなたを温めて 埃に塗れた銀色の猫 喉が焼けて掠れるまで シャッター切って死なせて  あなたの写したわたしは 白くはにかんでる まだ何色へと染まるのかさえ知らず  炎の中 捩れる顔が浮かんできえる 窪み落ちた記憶の言葉 放り投げては  逸らさず見ていてよ わたしの写真が灰になるまで 開いた穴を塞ぐように わたしはダイヤを葬る あなたを温めて 埃に塗れた銀色の猫 身体中に刻みつけた 刻印ごと愛して  すべて燃やそう あなたの頬を照らせるように 立ち上った 煙や煤が目にしみても  逸らさず見ていてよ わたしの写真が灰になるまで 過去と今をゼロに戻し わたしをわたしで葬る あなたを温めて 埃に塗れた銀色の猫 喉が焼けて掠れるまで シャッター切って死なせて
ライオンGOLD LYLIC天野月子GOLD LYLIC天野月子天野月子天野月子戸倉弘智優しい陽射し 柔らかな鳥の声 空っぽになる あなたの愛した間取り 剥がれ落ちた ペンキの細かな屑 ふたつ買った染みのついた皿  馴染んだそのすべての遊び道具を 固く縛り蓋をした 広く蘇る部屋 嘘みたいに明るい  ライオン 詰くなった檻から出ていくふたり ずっと同じように笑っているだろうか  古い写真 今よりわたしは細く 顔の皺も 目蓋の厚さも違う あなたの方は 腰に届くような髪 琥珀色のたてがみに見えた  鋭いその視線の裏に潜む 孤独な日々の営みを わたしという絵具で 塗り潰せると思った  ライオン 詰くなった檻から出ていくふたり また似てる人を探してしまうだろうか  ライオン 詰くなった檻から出ていくふたり もう何処に居てもわたしを捜さないで ライオン 詰くなった檻からあなたを放そう ずっと同じように笑っているだろうか
pigeon天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智時は午前零時 鍵穴を回して 2日振りに戻るわたしのバルコニー 鳩が2匹 どっから見てもアベックで 瞳孔開かせたまま眠る  平和の象徴 なるべくなら穏便に 事を荒立てずココから追い出したい 外は時雨 都会のビルの15階 躊躇わずして鳩と一晩同棲  目が覚めて窓から覗いた 廃墟と化したわたしの庭 OH MY GOD  Fighting Soul 闘志が沸く 敵は2匹 されどわたしは人 Fighting Soul 時は来た 話し合いの決意  灰暗い通路 鍵穴を回して 足音を忍ばせ息を殺した 鳩が2匹 指定席で夢現 背伸びする羽根の音を確認  音の鳴る玩具のガンを片手に襲撃 鳩は欠伸 響くマイウェイ  Fighting Soul 思うほど安全ではないと説明したい Fighting Soul 5分おきに近距離でコーラス  目が覚めて窓から覗いた 廃墟と化したわたしの庭 OH MY GOD  Fighting Soul 闘志が沸く 敵は2匹 されどわたしは人 Fighting Soul 時は来た 話し合いの決意 時は午前零時 鍵穴を回して 2日振りに戻るわたしのバルコニー 鳩が2匹 どっから見てもアベックで 瞳孔開かせたまま眠る
トムパンクス天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智うちのご主人様はおいたがお好きで 年中痣だらけ 消毒液の匂い ふんわり軽い綿で膝小僧を撫でる すやすや寝息立てるまでの間  四角を丸く変えるあなたの両腕は 革命という彫りが 色濃く浮き上がる 箱から鳩を出せる マジシャンではなくて 両手に一癖ある瘤が出来た  トムパンクス さかしまなダンディー トムパンクス ブラックノンシュガー トムパンクス 今宵は何処の高層ビル殴ってるの? トムパンクス さかさまなヘアー トムパンクス 赤いラヴァーソール トムパンクス 今日こそ 怪我しないで戻ってね  うちのご主人様はおいたがお好きで 今夜も痣だらけ 消毒液の匂い 危険がひしめきあう 都会のまんなかで 夜な夜な落し物を 捜している  トムパンクス さかしまなダンディー トムパンクス ブラックノンシュガー トムパンクス 今宵は何処の地下通路巡ってるの? トムパンクス さかさまなヘアー トムパンクス 赤いラヴァーソール トムパンクス 明日は怪我しないで戻ってね  もしわたしがここを離れて 帰り道を忘れたときも 立ち止まらず走ってて欲しい もうすぐ帰るよ おみやげがあるの  トムパンクス さかしまなダンディー トムパンクス ブラックノンシュガー トムパンクス 今宵は何処の高層ビル殴ってるの? トムパンクス さかさまなヘアー トムパンクス 赤いラヴァーソール トムパンクス 今日こそ 怪我しないで戻ってね
クレマチス天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智螺旋状に伸びた鉄線は あなたの祈りを乗せて芽ぐむ  青い花の鬘 はなむけに 耳元結わえて わたしの手を放した  We can go 曲がりくねり 遠回り続けても We can go 名前のないすべてに名付けながら  足を掛けた枝に絵を添えて わたしは歩いた 日溜まりへと向かい  We can go 的外れで 調子良く見られても We can go 名前のないすべてに名付けながら  雷鳴の轟く破天荒な朝に 山積みのゴミの中落とした宝石に アナログ アトランダム エコロジー イデオロギー わたしを あなたを すべてを 繋いで  We can go 曲がりくねり 遠回り続けても We can go 的外れで 調子良く笑いながら We can go 青い花が 隈無く開くように We can go 名前のない すべてに名付けて
人魚天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智ミッドナイトパーティー 都会仕立てのダンスホール 小粋なドレス ヒラヒラ ミラーボール 波をなぞる プラネタリウムのよう 異端児と異名のついたダンサー あなたに始終 メラメラ 「踊りに行ってみたい」「無茶言わないで」  わたしの姉はマーメイド 筋金入りのマーメイド 愚かな女 愚かな女 その血を継ぐわたしも人魚 その血を継ぐわたしも人魚 愚かな女 わたしも愚かな女  ミッドナイトパーティー 夜明け前のダンスホール もうじき終わる ソワソワ 岩間に身を隠した あなたが出てくるまで どうやって声掛けるか練習 浜辺の蟹相手に 勇気を振り絞ったら レディーといた  わたしの姉はマーメイド 筋金入りのマーメイド 一途な女 一途な女 その血を継ぐわたしも人魚 その血を継ぐわたしも人魚 一途な女 わりかし一途な女  窮屈な鱗を脱いでしまえたら 、 裸足で海辺を跳べる あなたと手をとって エラ呼吸じゃない 深海に住む人種で ちょっとだけ魚じみてるだけ  共通言語駆使して話そう カタコトで be動詞上手くこなせなくてもいいよ あなたを待って 嵐は過ぎて もうすぐ粉雪が舞う季節が来る  姉はマーメイド もちろん母もマーメイド 愚かな女 愚かな女 その血を継ぐわたしも人魚 その血を継ぐわたしも人魚 愚かな女 この身が滅びてもいいよ 家系はマーメイド 筋金入りのマーメイド 一途な女 わりかし一途な女
BOGGY!天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智あなたが喉に引っかかって取れないから 小骨専門の町医者にかかる日々  保険がきかなくて わたしの財布は泣く 「来週火曜日 またお越し下さい」  あなたにそっとわたしはそっと お近づきになりたい あなたはちょっとやそっとじゃきっと しっぽを見せてくれないの 緑色の薬を呑んで この鼓動を沈める あなたはまだまだ遠いショーケースの人  「今日から薬の治療はやめましょう」 繋ぎ止めてた欲望が渦巻く  あなたとそっとわたしはそっと足並みを揃えたい あなたはちょっとやそっとじゃきっと仕掛けを見抜いてしまうの 表は雨 風も強く わたしは雨戸を閉ざす あなたは まだまだ遠いショーケースの人  あなたの隣りに居座る女(ひと)に 軽くかわされた 堅い礫  あなたにそっとわたしはそっと お近づきになりたい あなたはちょっとやそっとじゃきっと しっぽを見せてくれないの 緑色の薬を呑んで この鼓動を沈める あなたはまだまだ遠いショーケースの向こう側  あなたとそっとわたしはそっと足並みを揃えたい あなたはちょっとやそっとじゃきっと仕掛けを見抜いてしまうの 表は雨 風も強く わたしは雨戸を閉ざす あなたは まだまだ遠いショーケースの人
菩提樹GOLD LYLIC天野月子GOLD LYLIC天野月子天野月子天野月子戸倉弘智ごまかさないで あなたに落ちる冷たい雨を嗅ぎ分けて 両手を空に翳しているから あなたに咲く菩提樹  軽はずみなふり いたずらにからかい遊んでいるあなた わたしは手探りしながらあなたを想う  飛び立つ鳥のように 孤独と孤高に揺れる背中 わたしはここで待つ ただの止まり木でしかない  ごまかさないで あなたに落ちる冷たい雨を嗅ぎ分けて 両手を空に翳しているから あなたに咲く菩提樹  もたれかかりまた遠のいてく 冷めるあなたの体温 わたしはどれほどの強さを纏えばいい  夢の先はもっと過酷で あなたの胸を貫く わたしはここにいる永くあなたの傍らに  もう迷わないで あなたに刺さる鋭い棘を抜き取って その傷口を抱いていてあげる あなたが笑う日まで  どうかあなたが壊れてしまうのならば どうかこの体を燃やしてほしい そしてまた灰となってあなたを包み込む 募る募る募る 想いの数  もうごまかさないで あなたに落ちる冷たい雨を嗅ぎ分けて 両手を空に翳しているから あなたに咲く菩提樹 もう迷わないで あなたに刺さる鋭い棘を抜き取って その傷口を抱いていてあげる あなたが笑う日まで
スナイパーGOLD LYLIC天野月子GOLD LYLIC天野月子天野月子天野月子戸倉弘智あなたの似合う色はわたしのと違う 組み合わせてる色さえLinkしない あなたの大きな鞄の中身も ひとりで過ごす部屋も見たことがない  埋まらぬ距離を測れるメジャーはなく わたしの肌にあなたは匂いを残してく You're lost into the crowd. ホラ またねじれた  もしあなたがわたしを狙い 黒い銃を構えているなら 外さないでね 一撃でココを射止めて 煙の中あなたを捜し 迷わず引き金を引くから かなわぬ想い 忍び寄る不透明な罠  あなたの座る席はいつでも同じで 通りが見渡せる方を選ぶ わたしの方からはあなたしか見えず 時々宙を眺め目を逸らした  そびえる壁を壊せる魔法はなく 遥かに映る青空をただ眺めていた I am praying close to you. まだ 近くにいる?  閉ざされたふたりのシェルター 腫れ上がるふたつの傷跡 焦げる想いも衝動も地下に埋める パスワードもダイヤルキーも 本当は知っているはずなのに 言葉にできない 忍び寄る不透明な罠  壊せるものをすべて壊しても いらないものをすべてここから吐き出しても I can't reply to you“YES” そこには 行けない  もしあなたがわたしを狙い 黒い銃を構えているなら 外さないでね 一撃でココを射止めて 煙の中あなたを捜し 迷わず引き金を引くから かなわぬ想い 忍び寄る不透明な罠  閉ざされたふたりのシェルター 腫れ上がるふたつの傷跡 焦げる想いも衝動も地下に埋める パスワードもダイヤルキーも 本当は知っているはずなのに 言葉にできない 忍び寄る不透明な罠
青紫GOLD LYLIC天野月子GOLD LYLIC天野月子天野月子天野月子戸倉弘智Frosty Rain 霞んでしまう 零れてしまいそうなブルー Face to you あなたが見えない 鈍色に染まる空  あなたが眠りにつく頃わたしの目覚ましは鳴り始める So, I don't know your daily style. てのひらで確かめ合えないRemotion  あなたの照らし出す世界の裏側で わたしはあなたを映す鏡 You go first  Frosty Rain 霞んでしまう 零れてしまいそうなブルー うつむいて光を失くした闇夜の花 I love thee 乾く地表を凋落する冷たい雨 Face to you あなたが見えない 鈍色に染まる空  あなたが青に溶け込む孤独な日はここからあなたを想う You can't dye any colors. ふたつはひとつになれないRelation  あなたが守る大きなフィールドで わたしは誇り高き One Wild Rose, your first  Frosty Rain あなたを隠す 重い雲の切れ間を縫い この頬に柔らかく接吻してほしい I love thee 霞んでしまう 零れてしまいそうなブルー Face to you あなたが見えない 鈍色に染まる空  公園のベンチも 映画館の客席も 荒れ狂う潮騒も 穏やかな海も 傘をさすその手に掴まる右手も 滲んで 滲んで 消えてしまう  Frosty Rain 霞んでしまう 零れてしまいそうなブルー うつむいて光を失くした闇夜の花 I love thee 乾く地表を凋落する冷たい雨 Face to you あなたが見えない 鈍色に染まる空 Frosty Rain あなたを隠す 重い雲の切れ間を縫い この頬に柔らかく接吻してほしい I love thee 霞んでしまう 零れてしまいそうなブルー Face to you あなたが見えない 鈍色に染まる空
刺青GOLD LYLIC天野月子GOLD LYLIC天野月子天野月子天野月子戸倉弘智はじまりは いつだっけ? あなたは 慣れたふうに わたしに擦り寄って首を傾げた  選り好み激しく 気分だけは王様で 高みに潜んで物思いに更ける  じゃれて 寄り添って また眠る あなたが頬を突き 起こす朝 How are you getting along these days, baby? わたしの消えない刺青 慣れたあなたのいない日々も 空っぽの冷蔵庫も手帳も How are you getting along these days, baby? あなたが噛んだ牙の跡  身仕度を整え 閃いたように出かけていく わたしは横顔であいさつを呟く  日が落ちて 日が経ち 知らせのないあなたを想った とっておきの場所で 楽しくいるだろう  じゃれて 寄り添って また眠る あなたが頬を突き 起こす朝 How are you getting along these days, baby? わたしに懐いた野良猫 誰か見知らぬ人が来ると 隠れて低い声で唸る How are you getting along these days, baby? あなたが噛んだ牙の跡  Every collars are not suitable for you. 春が訪れ わたしも出てしまった  じゃれて 寄り添って また眠る あなたが頬を突き 起こす朝 How are you getting along these days, baby? わたしの消えない刺青 慣れたあなたのいない日々も 空っぽの冷蔵庫も手帳も How are you getting along these days, baby? あなたが噛んだ牙の跡  Remember. Can't forget your smile. I remember. Remember. Day by day changes color into deep. I do remember...
Butter Fingers天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智お願い この目に映る全てのものを誰か消去して テレビもアルバムのあなたもウソだらけなんだもの  感覚で確かめてたい あなたの指先で覆ってほしい 感覚で確かめてたい Baby External data can not be blindly believed.  だって暗がりで繰り広げる情事は見えないからいい 言いたくて飲み込んだ言葉に本音はあるでしょう?  感覚で確かめてて わたしの指先で覆ってあげる 感覚で確かめてて Hey Boy? External data can not be blindly believed.  計画に上手く乗せる あなたは気を伺う 見透かされないほど巧妙な手口で AH? その場のムードに押されわたしは誘われる ベイビー また負けだわ Jam session  口車の意図を図る あなたは最高にcool 返すスキマはない口上は淡々で NO! 決して振り向かずいてね わたしに捕まらないで ダーリン 術中にハマった?  お願い 鼓膜に響くすべての声を誰か消去して 本物か偽物か見抜くのは 自分次第だわ  感覚で確かめてたい あなたの仕組むトリックの仕掛け 感覚で確かめてたい Baby External data can not be blindly believed.  感覚で確かめてたい あなたの仕組むトリックの仕掛け 感覚で確かめてたい Baby External data can not be blindly believed.
ロビン天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智Yes! 繰り返し鳴り続けるチャイムは“YES” No. I'm not the type to read the newspaper, sorry. 優しく受け答え  Yes! 繰り返し鳴り続ける チャイムは“YES” No. I don't have a television in my room. 苛立つ言葉じり  ロビン あなたはまた来ないのね? ロビン あなたを待つ間にマフラーが完成したわ You are liar Man. Or you are busy Man. Yeah  Yes! けたたましい電話の呼び出し音に“YES” No. This number is T.Amano's room, OK? 田中じゃありません  「薄情な男がいいわ ラフにいれるもの バニラビーンズみたいに 嘘つきでもいい」 音信不通で丸10日 何してるだろう わたしがステディじゃないの? 誰か聞いてきて  ロビン あなたはまた来ないのね? ロビン あなたは今何処なの? ロビン ロビン You're liar Man.  ロビン あなたはまた来ないのね? ロビン あなたは今何処なの? ロビン あなたを待つ間にシチューが焦げついたわ You are liar Man. Or you are busy Man. Hi, come on a my house [Rob-in]. You are liar Man. Or you are busy Man. Yeah
カメリアGOLD LYLIC天野月子GOLD LYLIC天野月子天野月子天野月子戸倉弘智あなたが切り揃えている わたしの黒髪は 馴染まぬ風に触れて 無様に揺れる  あなたは汲み上げた水を 残さずに与える 季節外れの中 膨らんでは弾けた  I can only bloom my wishes. You're my all. ちゃんと見えてる? がらんどうに咲く あなたに染められた赤い花 My watches never stop anytime, anywhere. You're my dear. あなたがもし突然止まって動かなくなっても  次々とこぼれる花を 誰かが踏まぬように 掻き集めるその手の 無骨なかたち  土に塗れて綻びた あなたのてのひらと きつく絡め合って 痛がっては笑った  I can only bloom my wishes. You're my all. ここで見てる 大人になってゆっくりと丸くなる瞳も My watches never stop anytime, anywhere. You're my dear. あなたといる 背中のネジが止まらないように  折れた腕と もがれた脚と 放り出された体に 薬を塗り 愛撫した I will be staying with you.  I can only bloom my wishes. You're my all. ちゃんと見えてる? がらんどうに咲く あなたに染められた赤い花 My watches never stop anytime, anywhere. You're my dear. あなたがもし突然止まって動かなくなっても  I can only bloom my wishes. My watches never stop anytime, anywhere. (×2)
HONEY?天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智赤いキャンドルチープな夜の匂い ふざけてみせて笑った顔が好き  このままいよう ゼリーみたいに溶けて あなたといよう 透明なカタチ  だって今のわたしを誰よりも キレイにするのは あなたしかいないでしょう?  言葉なんていらないの So, I hope this pure feeling never ends Honey? 甘えてるあなたを 抱いて 抱いて 抱いて  どこか遠くへ行きたくなったの? Freedom soul どこでも行って そんなとこが好き  あなたはいつも男でいて欲しいの わたしはその分イイ女になれるでしょう?  言葉なんていらないの So, I hope this pure feeling never ends Honey? 甘えてるあなたを 抱いて 抱いて 抱いて  愛してるなんて言わないわ So, I hope this pure feeling never ends Honey? 接吻をしていて 永く 永く 永く  あなたと見ているこの風景も灯りも 変わってしまうから ひとつでいようね  言葉なんていらないの So, I hope this pure feeling never ends Honey? 接吻をしていて 永く 永く 永く 飽きるほどに I'm very crazy for you Be in love with you I hope this pure feeling never ends Honey? 甘えてるわたしを 抱いて 抱いて 抱いて 抱いて 抱いて 抱いて
Pleasure天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智ちょっとぐらい足りない程度がいいわ 腹八分目ダイエット程度がいいわ あふれるほどの愛なんて いらない  あなたの嫌いなトマトを買い込んで 上手に煮込んで絡めて出す それがトマトだとはあなたには 言わない  Play a trick on you. Keep on laughing. Play a trick on you. Keep on laughing to you. Play a trick on you. あなたの皺がまたひとつ Play a trick on you. Keep on laughing. Play a trick on you. Keep on laughing to you. Play a trick on you. 勝敗の見え透いたゲーム  畏まったパーティーの招待状 開催者は御エライさんの令嬢 スニーカーで行こう ドレスは飽きたの  ちっぽけな宝石をふたつ取って 付け慣れない指に通す また見落としてしまうあなたを 見てたい  Play a trick on you. Keep on laughing. Play a trick on you. Keep on laughing to you. Play a trick on you. 無駄な遊びのリフレイン Play a trick on you. Keep on laughing. Play a trick on you. Keep on laughing to you. Play a trick on you. 忘れちゃうぐらい話そう  最近ちょっと浮かない顔して 気付けば遠くばかり眺めてる 「未確認飛行物体でも 見えるの?」  Play a trick on you. Keep on laughing. Play a trick on you. Keep on laughing to you. Play a trick on you. あなたの皺がまたひとつ Play a trick on you. Keep on laughing. Play a trick on you. Keep on laughing to you. Play a trick on you. 勝敗の見え透いたゲーム  Play a trick on you.
Treasure天野月子天野月子天野月子天野月子戸倉弘智あなたの愛は偉大でわたしは 恥ずかしくなるほど未熟で 甘えて困らせてばかり 掛け違えてるボタンも あなたは見て見ぬふりを続けてる treasure, hid myself behind you  心の奥 見透かされるのが嫌でごまかしては あなたの手が伸びてくるのを待ってる 意気地なしのわたしと 向き合いながら 間違いながら  スタートのシグナル The light turning blue. わたしを見て ここまで来てほしいのに It's like a seesaw game. タイミングは合わない あなたはうわのそらで  あなたがわたしを見てる その視線を掠め通り越して わたしは先を急いだ ひとつ階段終えても まだあなたの背中は前に見えて treasure, waiting for me  せわしなく加速されてく時間に流されても あなたのある 風景の中にいたい 頬を霞む風と 戯れながら 溶け合いながら  タバコがないから 接吻(くちづけ)をしたり 理由をつけわたしの出方を待ってる It's like a seesaw game. タイミングは合わない わたしはうわのそらで  たわいもない話をして この鼓動を遅らす 時間は止まんない 眠くなんない 空は白く白くなりゆく  スタートのシグナル The light turning blue. どれぐらいすれちがえば巡り合う? It's like a seesaw game. 今度もダメみたい ふたりはうわのそらで あなたが待ってる あなたが待ってる あなたが待つのは 紛れもなくわたし It's like a seesaw game. タイミングは合わない ふたりはうわのそらで
全1ページ中 1ページを表示

リアルタイムランキング

  1. Bling-Bang-Bang-Born
  2. Masterplan
  3. ライラック
  4. 366日
  5. さよーならまたいつか!

歌ネットのアクセス数を元に作成
サムネイルはAmazonのデータを参照

注目度ランキング

  1. 相思相愛
  2. 運命
  3. 春のうちに with The Songbards
  4. 笑い話
  5. 雨が降ったって

歌ネットのアクセス数を元に作成
サムネイルはAmazonのデータを参照

×