君に会いに行く槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 遠足の前の日が 確かこんな感じで 待ち合わせの時間より ずいぶん早く出掛けた 日曜日の電車は みんなやさしく見えて どんなに混んでても おだやかに揺れている いつでもねむってしまう僕に あの時夕焼け教えてくれた こんな風に自分が 素敵と思うことを わけてくれる君が 気が付けば好きでした デパートの一階で 何げなく歩いてたら 君の香り見つけて 何だかてれてしまった 一人の時はきっと 気にしなかったことが 今の僕に触れてくる これがきっと恋だろう こんなにたくさんの人の中で 僕だけ見つけて君がほほえむ 今までいろいろと あったけれど 君に会えるためならいいと思った 君が思っているのと同じぐらい 好きです |
No.1槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | お互いのことをもう さぐるのはやめよう もうわかっている 君は僕が好きで 僕は君が好き 幸せにするといつでも 思ってはいるけど どんな風に すればいいか この僕にもわからない そんなもの 二人で歩いてみよう 一人ぼっちだった自分を お互いに忘れずに いればきっと平気 今までで一番 素敵な恋をしようよ もうこんな僕で いいかなんて思わない 世界で一番 素敵な恋をしようよ とりあえずそれが 僕らの目標 子供の頃の写真を 君に見せたとき あたりまえだけど 自分がいないから くやしいといったね 夕暮れ僕の街には チョコレイト工場のにおいがする いつかおいで あの河原に自転車で つれて行くよ 君は気付いていない しゃべり方少しずつだけど 僕に似てる もっともっと 変えてしまいたい 君を笑わせたい 力ずくでも笑わせたい そして年をとり いつかしわくちゃになったら そのわけは僕の せいだと言わせたいんだ 君のほほえみは みんなを幸せにする 今までで一番 素敵な恋をしようよ もうこんな僕で いいかなんて思わない 世界で一番 素敵な恋をしようよ とりあえずそれが 僕らの目標 君のほほえみは みんなを幸せにする |
さみしいきもち槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 自転車でなら10分と少しの 君の家なのに 電車の沿線は全然ちがって もう会わないって決めてから 駅を見るのも いやだったけれど今は割と平気 別れてから全然 会ってないから 僕の中の君は 恋人の笑顔 二人で目覚めた朝も ちゃんと遅刻しないで バイトに行く君が好きでした 正直すぎる君と僕が 嘘をついてまで 一緒にいれるなんて 今は思わない 知らない間につくっていた キリ傷のように あとになってから胸が痛んだけど 本当に大好きだったから 大事だったから 別々に歩く二人もいると思う あの雨の日君が 持って行った傘は 僕のにおい消えてる 返さなくていい あれから僕は相変わらず 一人だけど今は 自分のことだけでせいいっぱいです さみしいきもちに負けそうで 誰かをさがしていた頃の ように今は 弱くありません それでもさみしくなったら 恋人だった君を 想い出してるけど それくらいは許して |
髪を切る日槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | はさみが通るたびに 想い出が落ちて行く 今朝 何気なく見た パスポートの写真だけが 君を覚えてる 人は髪を切る前に きっと何かを片付ける だからわざわざ混んだ日曜日を 選んでしまうのだろう 終わる恋人同志は きっとお互いの変化を わかりあえず それがうわべのこととさえも 気付けない 少なくとも僕たちは そんな風に別れた 短く切って下さい 彼女が嫌いだったスタイルに この店に座る人を 鏡の中で見ていた すてきになっていく人たちを 見ていると思わず微笑んで そういえば二十歳まで 僕は髪をおろしてた 初めて額を出した日は 何だか恥ずかしかったけれど 扉を開けた僕の襟元を 吹き抜ける風に目を閉じてみる 見送った季節を今日から 取り戻そう 君の残した言葉は 僕の中で育てるよ さよならの意味もきっと 自分で変えることが出来るはず そろそろ前に進まなきゃ |
Witch hazel槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 恋と呼ぶにはさよならを聞くことを 覚悟していた僕らだった 夏休み中のKISSの数が一番 たくさんあったそう覚えてる 僕の肌がだんだん焼けてくのを おもしろそうに見ていたよね 仲間からぬけ出して 借りたオープンカー カーブ切るたび 髪が肩にあたった 本気で好きになったみたい そう言えば君が 肩をすくめ困るのが 少し怖かった 例えばいつか誰かと 恋におちても君を 思い出すのが 少し怖かった 折ったままのチノのすそかくれてた あの海辺の砂こぼれおちる 君がふざけて僕を押したひょうしに ころんだ空はこの街にない いたずらが過ぎて困らせてばかりいる 君におこったふりをしたら ごめんねと何度か言っていたのに あきらめたようにやめたのがつらかった 太陽がやけどをさせて 痛かった背中も 君を強く抱く時は 平気だったんだ 大人になることが 忘れて行くことなら 僕は今のままでいたい 本気で好きになったみたい そう言えば君が 肩をすくめ困るのが 少し怖かった 例えばいつか誰かと 恋におちても君を 思い出すのが 少し怖かった |
彼女の恋人槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 僕の車にそんな風に かんたんに乗れるんだね 確かにちゃんと家まで 送るつもりだけど 僕とあいつの間にいつか 入り込んできた君を 最初に好きになったのを 二人は知らない 雨続き終わった今夜 星がたくさん見える あいつの前でならどんな 顔できれいねと言うの? 勇気だけじゃできない ことがある 彼女の恋人は 僕の友達 でももしこの車に ロケットがついてたら あの星空へ連れさりたい 日頃は僕の方が割と もてる方なんだけど ここぞと言う時には あいつがさらってく 自分の親友だから いいやつに決まっているけど 友達ではじまった 三人だから困る 気持ちのアクセルなかなか 踏み込めない僕は 出足がよくないといつも 教習所でも言われてた 星の数ほどいる人の中で どうして君が好きなんだろう 星の数ほどの人の中一番 不幸だなんて思わないけど 僕一人だけが友情なんて言葉出して 悩むくやしさより 二人が 似合うのがもっとくやしい 星の数ほどいる人の中で 君と出会ったのは嘘じゃない だから僕の車に ロケットがついてても どこへもつれさらない 僕のものじゃなくても 君がやっぱり 好きだから |
SELF PORTRAIT槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 山のような洗濯物を 腕を組みながら見ていた 恋人がほしいとここで 思っちゃいけない レンタルビデオは二日延滞 持ち帰ってきた仕事も スピルバーグみたいに最後は 奇跡をおこしたい TVで見た ミッドウエイのアルバドロスみたいに 誰にも教わらず 僕は飛べないから 忙しいという言葉が 口ぐせになってる僕を 許してくれるみんなのためにも がんばらなくちゃ 引っ越しの時からほどかない 荷物を横目でみていた 少しずついい部屋に住んでる 僕が時々さみしい ほこりかぶってる洗面器 たまに銭湯でも行こう 大変なのはぼくだけじゃないと 少しはわかるかも らしくないと 言われると少し疲れるけど 笑ってる方が 自分でもいいと思う どう考えても昨日と 今日の僕は違うから 最高の笑顔みせるためにも がんばらなくちゃ 大事なのは 戻りたいと思うんじゃなくて あの頃の記憶を 大切に育てること 忙しくしている僕を わかっているのにわざと 電話してくるみんなが大好き 「がんばらなくちゃ!」 |
困っちゃうんだよなぁ。槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 僕がコンパに出席このこと自体が 革命的なんです真面目ひとすじなんです 他の女の子には興味なんてなくて 図書館で見かけてるあの子に片想い ムリヤリ連れてこられた 二次会はなんとディスコ 僕の暮らしにはないハデさがあります 女の子の洋服もなんかすごくテレちゃう でも僕もちょっとだけ参加してみたい 世の中知らないことばかり 僕はひょっとしたら損してるかも でも急に踊ろうって言われても (困っちゃうんだよなぁ) Oh God, Oh God Please tell me how to dance ムズカシイ漢字なら書けるのに Oh God, Oh God Please tell me how to dance “そんなもんは自分で考えなさい” 脇をしめてきゅうくつにおどる人のスキま どこかで見たことある横顔に気付いた 髪をぎゅっとしばって まゆをちょっとうすくして 紺の制服だったら見まちがえたりしない 清楚という言葉をあてはめるには少し 図書館という場所 がぎこちない君だった 何か今一つ勇気がもてなかった理由は 派手な照明により浮き彫りにされた ないものねだりも恋のはじまり だけどねだってばかりじゃ悪いから 今日から生まれ変わらせていただきます Oh yes, Oh yes I have a lot of things that you don't have 君の知らないことは僕が知ってる Oh yes, Oh yes I have a lot of things that you don't have つかみとしてスプーンでもまげてみましょう |
MILK槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | こんなに遅くたずねてごめん なんとか一人でやってみたけど どうしてもうまくいかなくて とてもとてもこわくなってしまった 人に負けないものが僕には一つ だけでも一つしかなくて 必死にそれを守ってきたけど あきらめそうになったんだ 大人になってくると なぜか素直になるのが難しいね 僕も同じと微笑んで 泣けばいいよと言ってくれた 不器用な君の手のひらが 僕の背中であたたかいから 氷ついた気持ちとけだして 涙が止まらないよ 黒いランドセルにボロボロの 勇気と正義をつめこんで 泣きそうにドアを開けたらすぐ 机の下ひざをかかえてた 「男は簡単に泣くんじゃない」 暖かいミルクをくれた笑顔 誰かによりかかりいつの間にか 眠った頃がなつかしい 自分と違うことをしてる 人をうらやんだりしたけど やっぱり僕は僕だから ダメな自分も好きにならなくちゃ パジャマ姿で送ってくれる サンダルの音と“がんばれよ”の声 暖かいミルクみたいだね 胸にしみこんでくる 月も桜を揺らす風も もう僕の前通り過ぎないから 明日はきっと今日よりも いい日に決まっている 君がいてよかった |
ズル休み槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 帰り道のコンビニには なんでもそろってるけど 二人をもとに戻す 接着剤はないらしい 日曜出勤から つかれてもどる僕は 一人ぼっちのつまった 袋を片手にドアをあける 留守電の点滅 四件は友達の声で 残りの一つはいったい 何て呼べば ぼくは救われるの? 人は必ず誰かに 愛されてると言えるよ だって僕は今でも君を とてもとても好きだから 明日は月曜日 会社をズル休みして すいたコーヒーショップで おなかいっぱい食べよう 煙草をとり出して ぼんやりしてるうちに ウエイトレスがカップと 気持ちまで全部片づけて行く 忙しさになんか 負けない恋だと思ってた あの時雑誌についてた 占いなんて嘘だと思っていた 恋人が今いなくても いるとどうか嘘をついて ぼくも「幸せでよかったね」と うまく嘘をつくから 僕は誰かを探すよ それはきっと君のためだよ 例えば髪を切るように 生き方は変えられない 人は必ず誰かに 愛されてると言えるよ だって僕は今でも君を とてもとても好きだから 人は必ず誰かに 愛されてると思いたい 君のこと想うように 僕もいつか愛されたい |
雪に願いを槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 大事な人を数えたら けっこうたくさんいて そんな自分は照れる程 幸せだなって思った 今夜会いたい人だって やっぱりたくさんいて もしも雪が降ったら 電話代すごいだろうな “クリスチャンでもないのに” そう思っていたけれど クリスマスは 優しい気持ちになるための日だね TWINKLE TWINKLE LITTLE WHITE SNOW 願いは屋根にかけよう こんな街じゃ星も あんまり見えないから Wow TWINKLE TWINKLE LITTLE WHITE SNOW サンタが忙しい今夜 みんなに素敵な 笑顔つもりますように 誰かのことをいつでも 想い過ぎるときは 一人ぼっちの自分を 痛いくらい感じるね 魔法にかけられたように 輝く街の中で ねじれる胸がまんする 背中なら心配です 今頃どうしてるのか 僕にはわからないけど 今君が元気でいるなら それでうれしいよ 何度もくり返す 一生のお願いに 神様も苦笑い でも今夜は心から “I wish you a Merry Christmas” 例えば一人の夜でも 君のこと思ってる人は 必ずいるから TWINKLE TWINKLE LITTLE WHITE SNOW 願いは屋根にかけよう こんな街じゃ星も あんまり見えないから Wow TWINKLE TWINKLE LITTLE WHITE SNOW サンタが忙しい今夜 みんなに素敵な 笑顔つもりますように |
猫がふんじゃった槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | Michael Gibbs | 僕が帰ってきたのに 気付いた猫が 眠る君の横顔 ふんずけてやって来た 笑い声ころしながら 今日はついてなかったと 首をかしげる猫に 話すともう救われてる ごめんよ 待ちくたびれたんだねえ みけんにしわをよせて 寝息をたててる 少しのびたひげが あたって起こさないように 君の額にそっとKISSをした 毛布に僕ももぐりこんだら 一瞬目をさまして 僕の胸に手をのせる とてもいい映画を 見たような気持ちで今日が 毛布にくるまって 終わってゆく 僕もねむる 君もねむる 猫もねむる |