これから始まる毎日に
怯える事は何もないの
一切合切飛び越えてみてよ ―
― 拝啓、親愛なるアナタ
自信家気取りのろくでなし!
その身一つで駈け出せるの?
一体全体どうして教えてよ ―
「8回目のマニフェスト」/プルモライト
<キミ>へのメッセージと、<アナタ>へのメッセージが飛び交うように幕を開けるこの歌。ボーカルの“上林唯愛”率いる4人組ロックバンド・プルモライトが、10月12日にリリースした2ndミニアルバム『リインカーネイション』の入り口となるリード曲です!このアルバムは【輪廻転生】がコンセプトとなっており、1曲ずつきちんと完結していながらも、全体を通して聴くとまるで1曲目から6曲目までがひと繋がりのストーリーにも感じられます。まさに【生まれ変わるように】何度でも繰り返し聴きたくなる作品!
未来、無い?無い?嘘? “来世でshow ?”
人生はゲームだ!
死にたい/ 死にたい/ でも、生きたい
未来、無い?無い?嘘? “来世でshow ?”
リセット出来ないよ
それでもアナタは続けますか?ねぇ、どうなの?
「8回目のマニフェスト」/プルモライト
すでにMVも公開されており注目度の高い「8回目のマニフェスト」の歌詞には、“生きること”に関する2つの考えが綴られております。ひとつは<人生はゲームだ!>と前向きなエネルギーに満ちた想い。もう一方は<リセット出来ない>からこそ慎重に生きなきゃという想い。その相反する考えは、異なる2人が言葉を交わしているようでもあり、1人の人間の頭の中で起こっている葛藤のようでもあります。そして<死にたい/ 死にたい/ でも、生きたい><それでもアナタは続けますか?>、そんなフレーズのひとつひとつがアルバムの入り口で、聴く者の胸に飛び込んでくるのです。
本当は幸せになる方法を
何度も寝ないで描いてた
さよなら、またね。
あの日々に いつか会いに行くよ
いつだって幸せになる方法を
何度も寝ないで描いてた
見えないモノが邪魔しても
君の涙を無駄にはしないよ絶対
しないよ絶対
幸せになろう
「絶対的幸福論」/プルモライト
さて、アルバム『リインカーネイション』のラストに収録されているのは「絶対的幸福論」という楽曲です。冒頭でご紹介したように“1曲目から6曲目までがひと繋がりのストーリー”だと思いながら聴くと、この曲は、生きる意味を問う「8回目のマニフェスト」へのアンサーソングにも思えませんか?<誰だって幸せになる方法を こうして探して泣いている><いつだって幸せになる方法を 何度も寝ないで描いてた>そういう想いが途絶えないからこそ人間は、1曲目の<それでもアナタは続けますか?>という声に、何度でも「はい」と答えるのではないでしょうか。最後のひとフレーズ<幸せになろう>という言葉が、いつまでも心に残ります…。
余談ですが、歌ネットでタイトルに“しあわせ”という言葉が含まれる楽曲を検索すると700件以上もヒットしました。やっぱりそれだけ人は生きるために“しあわせ”を求め、向き合い、自分だけの「絶対的幸福論」を見つけていく生き物なのかもしれませんね…!
◆2nd Mini Album『リインカーネイション』
2016年10月12日発売
DLCR-16101 ¥1,204 + 税
<収録曲>
1.8回目のマニフェスト
2.ぼくのスペクタクル
3.さよなら、リベルタ
4.scape goat
5.真実の瞳
6.絶対的幸福論