SMAP解散報道の衝撃…。最終的な決断はいかに?

 はじまってまだ約2週間ほどしか経っていないのに、次々と衝撃的なニュースが飛び込んでくる2016年。なにより驚いたのが突如、世間を騒然とさせた“SMAP解散”の見出し。木村さん以外のメンバー4人がジャニーズ事務所から独立するため、事実上のグループ解散となる可能性があるんだとか…。まさかと目を疑いましたが、事務所がマスコミ各社へファックスでこの件について協議・交渉中であることは認めたそうです。

“口論(ケンカ)なんかしても 僕は本気じゃないよ
やさしさなんて誰も見えないし…
素直にこの気持ち うまく言えないだけ
分かっているよ 僕を心配
してることは… だけど…
[思いをそっと つたえておくれ]

Best Friend, Best Friend 大切なひと
いちばん身近な 僕のBest Friend”
「BEST FRIEND」/SMAP

 よく番組内で不仲説もネタになる彼ら。しかし、2013年に放送された25周年記念『SMAP×SMAP はじめてのSMAP 5人旅スペシャル』では、この「BEST FRIEND」で中居さんが号泣してしまうシーンが印象的で、SMAPへの想いをひしひしと感じました。また、2014年には稲垣さんが「SMAPは不滅」、香取さんは「絶対に解散はしません。けど、今まで何度か考えたことはあります」とコメント。同年にSMAPが総合司会を務めた“27時間テレビ”では、たびたび報道される解散説を逆手に取ったドラマまで放送されました。ファンとしても“本当の解散”なんて全く想像もしていなかったのではないでしょうか。まだこの報道の行く末はわかりませんが、最終的には“解散”というカタチをなんとか回避してもらいたいところ…。

 また近年、SMAPには多くの注目アーティストたちが楽曲提供をしています。「愛が止まるまでは」はゲスの極み乙女。の川谷絵音。「華麗なる逆襲」は椎名林檎。「ハロー」はクリープハイプの尾崎世界観。「Joy!!」は赤い公園の津野米咲。「Moment」はサカナクションの山口一郎。「Otherside」はMIYAVI。その都度、新しいSMAPに魅せられてきました。そしてまだまだ、SMAPに楽曲を提供してほしいアーティスト、楽曲を提供したいと思っているアーティストがたくさんいるはず…!ファンにとっても、アーティストにとってもSMAPが無くなってしまったら寂しすぎますよねぇ。尚、歌ネットでは解散報道後“V6”のこの曲のアクセスが伸びておりました。

“ビールの泡みたいに
僕等消えてしまうことだって出来たのに

気付けなかったんだ 若さのせいかな
目の前の情熱で
互いの優しさが見えなくて

いつもの調子で行こうぜ
いとしい後悔 背負って
ユラユラ流れて行こうぜ
感謝なんてしたくない
サヨナラはまだ早いから”
「〜此処から〜」/V6

 この曲は、2015年に20周年を記念してV6の各メンバーがそれぞれ考えた歌詞を繋げて作ったスペシャルアニバーサリーソング。今回の報道を受けて、「〜此処から〜」で描かれている“絆”をSMAPの現在と重ね「サヨナラはまだ早いから」「此処からいなくならないで」というフレーズに強く共感している方も多くいらっしゃるようです。本当に、今はただ“いつもの調子で”またSMAPが変わりなく活動し続けてくれることを願うしかありませんね…!