“ある人”への愛をこめた、逗子三兄弟「サンタクロースの正体は...」に注目!

子供の頃たまに家族で外食
いつも頼んでいたのはチキンライス
豪華なもの頼めば二度とつれてきては
もらえないような気がして

親に気を使っていたあんな気持ち
今の子供に理解できるかな?

今日はクリスマス
街はにぎやか お祭り騒ぎ
七面鳥はやっぱり照れる
俺はまだまだチキンライスでいいや
「チキンライス」/浜田雅功と槇原敬之

 かつて「HEY!HEY!HEY!」から生まれた“ダウンタウン浜ちゃん&マッキー”のユニットが、2004年にリリースした名クリスマスソングです。クリスマスソングといえばそのほとんどがラブソングですが、この楽曲は“親孝行って何?って考える”…そんなフレーズで始まります。作詞はダウンタウン松ちゃんで、自分が子どもの頃クリスマスに体験した出来事がモチーフに。マッキーはこの歌詞を読んだとき感動のあまり涙したそうな…。“チキンライス”というキーワードをもとに、あの頃のキモチや情景、家族への想い、大人になった自分の現在の生き方が描かれている「人生」が詰まったクリスマスソングなんです。

 さて、2015年12月2日、そんな「チキンライス」とはまた違った“特別”なクリスマスソングがリリースされました。“逗子三兄弟”の新曲「サンタクロースの正体は...」です!

“My SantaClaus 
赤が似合わないし長い髭もないけど
誰よりも僕の事をわかってた 世界一のサンタクロース

Merry Christmas!
本当は気づいてたサンタクロースの正体に...
思い出は枕元のプレゼント“見慣れた字のクリスマスカード”
やさしさってもらった分だけあげられると思うんだ
My SantaClausからの贈り物 次はキミのもとへ”
「サンタクロースの正体は...」/逗子三兄弟

 今作は、逗子三兄弟、初めてのクリスマスソング。大人になった今だからこそわかるサンタさんの意味や価値…。“見慣れた字のクリスマスカード”をプレゼントと共に毎年くれた“誰よりも僕の事をわかってた”サンタクロースの正体は…言わずもがなですよね。“ある人”への愛がたっぷり込められた、ニュータイプのあったかクリスマスソング。是非、歌詞をじっくり味わいながら聴いてみてください!

 ちなみに、小学校の中学年〜高学年でサンタクロースについての“本当の事”に気がつく子どもがほとんどなんだそうです。多くの場合、友だちが言いふらしてしまうんだとか…。真実を知ってしまった時、それでも“サンタさん”を信じ抜くのか、“その人”に尋ねてみるのか、知らないふりをするのか…。あなたはあの頃、どうしましたか?