2025年3月5日に“こはならむ”が2nd ALBUM『Iam』をリリースしました。変わるわたしと、変わらないわたし。アルバムタイトルは、ストレートな訳は“私は”ですが、“Lam(らむ)”とも読めるダブルミーニング。こはならむの中で、変わっていく部分と変わらない部分がアルバムで表現されております。新曲を含む全10曲が収録!
さて、今日のうたではそんな“こはならむ”による歌詞エッセイを3週連続でお届け! 第2弾は収録曲「Iam」にまつわるお話です。自身がどんな気持ちで歌っているのか。この曲でいちばん伝えたいこととは。そして、こはならむとしては初となるCGを使ったMVへの思い…。ぜひ、今作と併せて、エッセイを受け取ってください。
読んでくれている方、こんにちは。
こはならむです。
第2回目は、3月5日に発売したアルバムのリード曲「Iam」についてです。
活動への想い、私の考え、みなさんに伝えたいことをたくさんこの曲に込めました。
そして、みなさんが今から読んでくれる文章にも、たくさんの想いを込めて書きました。
ぜひ読んでいってくれると嬉しいです。
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◆「Iam」とは
私にとって、「Iam」は歌ではなく、自分の気持ちを込めた手紙のようなものです。アルバムのテーマ“変わるわたしと、変わらないわたし。”は、今の私が感じていることをそのまま表しています。日々、少しずつ変わり続ける自分の中で、ふと立ち止まってみると、変わらず大切にしているものがあることに気づくんです。その気持ちをこの歌に込めて、あなたに届けたいと思いました。
特に<君の辛さを 私が代わりに泣こう>という歌詞がとても気に入っています。あなたの心の痛みを、私が代わりに歌って晴らすことを意識して歌いました。そして、私は歌う時にいつも「みんなに向けて」ではなく、「あなたに向けて」を意識して歌っています。ひとりひとりに、直接心に届くように歌いたい。あなたに届くように、私の気持ちを込めて歌うことが大切なんです。それが私の歌のスタイルです。
◆私が伝えたいこと
そして、この歌を聞いているあなたに伝えたいのは、「ひとりじゃない」ということです。どんな瞬間も、あなたはひとりではないと感じてほしい。時には、孤独に思えることもあるかもしれないけれど、私たちはお互いに繋がっている。私が歌うこの歌を通して、あなたにそのことを伝えたかったんです。
過去の自分、今の自分、そして未来の自分が繋がっているように、あなたと私はどこかで繋がっていると信じています。あなたが抱えている痛みや喜び、そして歩んでいる道に私は寄り添っていると思っています。歌を通して、少しでもあなたに「ひとりじゃない」と感じてもらえたら嬉しいです。
◆MVについて
MVの撮影で特に印象的だったのは、CGで咲くお花たちと、実写の私とアニメーションの私が交差するシーンです。お花は、実写の私が持っている花束以外、すべてCGでできているので、私が表現したいことを忠実に再現できたんじゃないかなと思います。
そして、実写の私とアニメーションの私が交差するシーンも印象的でした。ふたつの私が重なることで、「現実の私」と「心の中の私」が交わり、内面の葛藤や「変わる私」と「変わらない私」の両方を表現しているように感じました。このシーンを通して、私が歌の中で伝えたかった感情が視覚的に映し出されている気がして、私自身もとても感情が高まりました。
このMVを通して、歌と映像が一体となって私の「今」を表現することができました。撮影中は普段できない体験がたくさんあり、まるで新しい自分に出会ったような気持ちもありました。「変わる私」を見せる一方で、「変わらない私」を守り続けたいという思いも強くなりました。
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最後に、MVの日本語字幕には私からの手紙も添えています。あなたに伝えたかった思いを、歌とともにその手紙でも感じてもらえたら嬉しいです。忘れないでほしいのは、あなたはひとりじゃないということ。
これが私の歌だ。
<こはならむ>
◆紹介曲「Iam」作詞:Guiano
作曲:Guiano
◆2nd ALBUM『Iam』
2025年3月5日発売
<収録曲>
<収録曲>
1 Overture
2 Have a Good Game!!
3 恋してる自分すら愛せるんだ
4 いつか見た空の色
5 Tonight~月の下眠る君~
6 感傷哀花
7 Attitude
8 ひとりじゃないんだ
9 僕らのファイトソング
10 Iam