突然ですが、砂浜に波模様が付いているのを見たことがありますか?

 2022年8月3日に“Benlou”が配信シングル「Ripple Mark」をリリースしました。彼らは、仙田和輝(Vo.)と山本幹宗(Gt.)により結成された新生ロック・ユニット。その配信デビュー曲となる「Ripple Mark」は、Bassに佐藤征史(くるり)、Drumに屋敷豪太、Keyboardに西野恵未という豪華なレコーディング・メンバーを迎えた、夏の思い出に添えるタイムレスなサマーポップナンバーとなっております。
 
 さて、今日のうたコラムでは、そんな“Benlou”による歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、新曲「Ripple Mark」にまつわるお話です。みなさんはリップルマーク(Ripple mark)ってご存じですか? 「海」をテーマに生まれた楽曲の誕生背景をぜひ、歌詞と併せてお楽しみください。



はじめまして、Benlouの仙田和輝と申します。Benlouは今年8月3日に配信デビューシングル「Ripple Mark」をリリースしたばかりの新生ユニットです。ちょうど今の季節は夏ということで、「海」をテーマに配信シングル「Ripple Mark」にまつわるお話を書いてみようと思います。どうぞよろしくお願いします。
 
突然ですが、砂浜に波模様が付いているのを見たことがありますか? 曲のタイトルにもなっているリップルマーク(Ripple mark)はこの砂の波模様のことを指していて、水の流れによって出来る自然現象の一つです。一見、何でもないような砂の模様にも正式な名称があるんですね笑。
 
この曲のテーマは、かつて夏に訪れた能登半島(石川県)のビーチでの記憶が元になっています。晴れた夏の日本海は湖のように穏やかで、足元の砂地には沖に向かって綺麗なリップルマークが広がっていました。目の前に広がる水平線の開放感や足の裏で感じる砂のざらつき…、海へ繰り出した時の感覚や光景一つひとつがインスピレーションとなり、詞が書き上がりました。
 
「Ripple Mark」のMV撮影も炎天下の真夏日でした。撮影当日はいくつかのロケーションを巡りましたが、ビーチのシーンは九十九里浜(千葉県)で撮影しました。能登半島とは打って変わってサーフィンができるほど波が立つ海岸でしたが、どこまでも続く広大な砂浜と潮風が心地よく、「日本のどのビーチでも、訪れた時の高揚感は変わらないのだなあ…」なんてことを思わせてくれました。
 
「Ripple Mark」MVは、そんな夏の海辺の高揚感が鮮明に表現された臨場感あふれる作品です。YouTubeにて公開中ですので、ぜひご覧ください!
 
早いもので今年の夏もあと少し、皆さんは海へ遊びに行きましたか? これからという方には旅のお供として、もう行ってきたよという方には思い出のお供として「Ripple Mark」を楽しんでもらえたら幸いです。もちろん海へ行く予定のない方にも、行った気分で楽しんでもらえたら嬉しいです!
 
今回は「海」というテーマから新曲「Ripple Mark」について書かせていただきましたが、今後は新曲リリースの他、さらに活動を広げていく予定ですので、ぜひぜひご注目ください!それではまた。
 
<Benlou・仙田和輝>



◆Debut Digital Single「Ripple Mark
2022年8月3日配信リリース
作詞:仙田和輝・山本幹宗
作曲:仙田和輝・山本幹宗

各音楽ストリーミングサービス・ダウンロードサービスにて配信中!
https://benlou.lnk.to/ripplemark