吉岡里帆の主演映画『見えない目撃者』主題歌を書き下ろし!

 「FUJI ROCK FESTIVAL'19」異例の出演決定や、タワレコバイヤーが推す「タワレコメン」・YouTube「Artists to Watch 2019 ~注目の新人~」に選出されるなど、歌唱力と独創的な世界観が「異才」と評され、今最も注目されている期待の若干17歳の若手シンガーみゆな。

 本作の主題歌に決定した新曲「ユラレル」は、完成前の映画を彼女が観て作ったもので、主人公なつめ(吉岡里帆)の事件に対する怒りと、自身の不甲斐なさを呪う叫びを表現し、様々な困難が降りかかる中でも猟奇殺人犯に挑むなつめの強い覚悟をも想起させた渾身の一曲に仕上がっている。
 
 さらには被害者である女子高生とみゆな自身が同じ世代であることも影響し、映画とキャスト、そしてみゆなとの同調性が引き出された静けさとエモーショナルさを併せ持つ楽曲とのことで是非とも期待したい。

 主題歌にみゆなが抜擢された経緯は、本映画の制作陣がふさわしいアーティストを探していたところ、みゆなの楽曲を聴いて10代らしからぬ歌唱力と独創的な世界観に興味が湧き、映画のために書き下ろしてほしいとオファーしたことによるという。

<吉岡里帆 コメント>
書き下ろしていただいた主題歌を初めて聞いた時、あまりになつめの声を代弁してくれていて、驚きました。また、みゆなさんは17歳の女の子で、私が役を通じて探していた、事件に巻き込まれてしまう女子高生とリンクしているんです。その女子高生がずっと不安を抱えながら一人で叫んでいる、その叫びも楽曲から伝わってきました。

みゆなさんは、初めて映画主題歌を担当されると伺いました。わたしも本作の中で、目が見えないことであったり、盲導犬役のパルとの演技、そしてこれほどまでに本格的なアクションといった、自分にとって初めてのことに挑戦させていただいたこともあり、『見えない目撃者』で、みゆなさんと一緒に新たな扉を叩いている気がしてとても嬉しいです。

<森淳一 コメント>
主題歌は、映画の余韻に関わる重要なパートです。作品の内容にぴったり寄り添うのか、もしくはアーチスト独自の新たな解釈を加えるのか。「ユラレル」を初めて聞いた時、その真ん中を、真っ直ぐつらぬく曲だなと感じました。硬質で鋭く尖った槍で、後方から映画を串刺しにされる感じ。ダークな雰囲気を醸し出しながらも情感豊かで心地よいサウンドが、映画を観客の心にしっかりと着地させてくれると信じています。

<みゆな コメント>
映画『見えない目撃者』の主題歌を担当させていただけるということに、驚きと喜びが溢れています。楽曲制作をするにあたり映画を拝見させていただきましたが、「こんなに引き込まれる映画があるのか」と、初めての感覚でした。この映画に、人の愛を感じました。いろんな形の愛を見ることができ、私の中で忘れられない作品となりました。楽曲は、試行錯誤しながらも、実験的なサウンド、エフェクトを使用して出来上がっていますので、映画館で味わって頂けると嬉しいです。

ニュース提供:エイベックス・グループ