「夏の罪」発売日イベントに、鬼束ちひろが内緒でどっきり登場!

 昨年8月に「第14回全日本国民的美少女コンテスト」音楽部門賞を受賞した、新人歌手の花岡なつみ(19)が、8月12日、デビューシングル「夏の罪」のリリースを記念して、都内で発売イベントを行った。「夏の罪」は、鬼束ちひろ初の提供楽曲で、木曜ドラマ「エイジハラスメント」の主題歌にも起用されている。

 花岡なつみは、広島県出身のシンガー。14歳からボーカルレッスンを積んできた実力派で、フレッシュなルックスと確かな歌唱力、低音のふくよかで大人っぽい声が魅力。昨年8月に開催された「第14回全日本国民的美少女コンテスト」では、なんと8万1,031人がエントリーする中からシンガーへの登竜門となる「音楽部門賞」を受賞。8月12日にビクターエンタテインメントより発売される花岡なつみデビューシングル「夏の罪」は、全国でラジオ38局でのパワープレイを獲得し、有線でも初登場18位(7/22付)でチャートインするなど早くも注目を集めている中、鬼束ちひろ初の作詞作曲の新曲で更に話題となっている。

 発売記念イベントでは、デビュー曲「夏の罪」から始まった。歌唱後、「私もドラマ(エイジハラスメント)を毎週見ていますが、自分の歌が流れると、ドキッとしちゃいます。」と笑顔を浮かべて語った。CD収録曲の「東京cloudy」や新曲「ツヨイココロ」も披露し、「これからもいろんなジャンルに挑戦していきたいと思います!」と強いまなざしで意気込む。
 
 ライブも終盤に差し掛かり、「この曲はコンテストの時に歌いました。あの時歌っていなかったら、デビューもしていなかったし、鬼束さんに曲を書いてもらえることもなかった。感謝の気持ちを込めて歌いたいと思います。」と、デビューのきっかけにもなった「月光」を歌い、力強い歌唱に観客を沸かした。歌い終えた後、まさかの鬼束ちひろが本人に内緒で登場。サプライズゲストに、花岡は「デビューイベントにまさか来てもらえると思わなかったのですごく嬉しいです!!」と感激の気持ちを表した。

 ゲストで登場した鬼束は、「いつも思うんですけど、(花岡なつみは、)エモーショナルで個性的です。うまい!」「自分のデビューのインストアライブを思いだし、一緒に裏で歌っていました」と激励した。更に、今後の花岡なつみの活動について鬼束ちひろは、「私みたいにならない方がいい(笑)」とアドバイスするものの、「私は将来鬼束さんみたいな歌手になりたいです!!!!」と答えた。

 最後に「コンテストの時に月光を歌って本当に良かったです。尊敬するアーティストの方に楽曲提供をしもらう事はないと思うので、本当に大切なデビュー曲になりました!ありがとうございます!!」と感謝の気持ちを伝え、「夏の罪」をもう一度歌唱してイベントは終了した。イベント終了後、「とても緊張しましたが、お客さんが沢山集まってくださり、おかげで楽しいイベントになりました。色々辛いこともあったけど、ここまでこれて良かったです。」と満面の笑みを浮かばせた。新人とは思えない堂々とした歌唱力と立ち居振る舞いを持ち合わせる花岡なつみに、今後も注目である。

◆デビューシングル「夏の罪」
2015年8月12日発売
初回限定盤(CD+DVD) VIZL-859 ¥1,500+税
通常盤(CD) VICL-37091 ¥1,000+税
7,223枚 完全生産限定盤(CD) VICL-37092 ¥723+税