今作は、「愛し合い、すれ違い、愛し合いながら別れを選んだ男女」を描いた号泣必至のラブソングなのだが、既存のラブソングとは一味違い、歌詞の世界観とは裏腹に疾走感があり、テンポ感のあるトラックがなぜか背中押される情熱に満ちた楽曲で、今の時代感を反映した新しい形のラブソングとなっている。
6月20日にレコチョク着うた、6月27日にレコチョク着うたフルの配信決定。2012年の初頭より、世代を超えて誰もが感動する楽曲を目指してじっくりと制作に取り組んできたという彼らだが、今回の曲は、ランク付けするならば“松・竹・梅”の“松”、いやさらにその上の、メンバー・スタッフ間での通称“松スペシャル”の自信作ということだ。フィーチャリングに新進気鋭のヴォーカリスト・jyA-Meを迎えた情熱的で尖ったヴォーカルと、極上のメロディーにも要注目だ。
そして、6月20日からYou Tubeにて一部公開されているMUSIC CLIPも見逃せない。今回舞台となったのは、山梨県の、全長6キロメートルにも及ぶ雁坂トンネル。そのちょうど中心付近、かなりの暗さの中、絶妙なライティングで撮影されたリップシーンがクールで印象的なMUSIC CLIPに仕上がっている。そんな中、彼女役に宇井愛美、彼氏役に大友陸を迎えた一組のカップルのイメージシーンが、すれ違う男女とその切なさを見事に表現している。思わず自分を重ねてしまうMUSIC CLIPと共に、“松スペシャル”な楽曲に浸ってほしい。