アンダーグラフが自身で立ち上げた新レーベル「Acorn Records」より、第2弾Mini Albumとなる「蒼の時」が7月27日にリリースされる。ボーカル&ギターの真戸原直人が今年の3月11日の東日本大震災の後に、すべての歌詞と楽曲を書き上げた意欲作だ。
リード曲となる「2011」は2010年にSoulJaとの異色コラボレーションで話題となった100年後の未来をテーマに歌う、「2111〜過去と未来で笑う子供たちへ〜」という楽曲の詞を新たに書き直し、サウンドもバンドアレンジによって生まれ変わった。2011年の春までは今まで考えなかったこと、考えもしなかったことに触れ、音楽が持つ力を信じて、未来へ向けて「現在」何が出来るのか、これから何をするかの決意を歌う。現在、「2011」のフルバージョンビデオクリップが動画共有サイト内Acorn Records Channelにて公開中となっている。
アンダーグラフはこれまでに、NPO法人「世界の子供にワクチンを日本委員会(JCV)」への寄付やその他チャリティーへの参加を続け、3月以降にも若旦那、MINMI、Candle JUNEらと共に「LOVE FOR NIPPON」の立ち上げ活動を行っている。震災前には、なぜチャリティーを行うのか多く問われたという。しかし今はその理由は要らず、たくさんの人々が関心を寄せ、助け合っている。この現実を踏まえ、人の持つ力を信じて夜明け迎える“蒼の時”を歌う。
2曲目に収録されている「夢を乗せて」では、アンダーグラフの故郷である大阪府枚方市を通る“京阪電車”のイメージソングとして人の繋がりを描き、幼い頃の憧れや思春期の思いを元に、故郷の情景に心を馳せる楽曲となっている。8月からは全国10箇所を巡るツアー「live tour 2011 summer 〜夏ノ灯は夜明けと共に〜」の開催も決定しており、「今、音楽で出来ること」を全身全霊で表現する深く熱いステージになること間違いなし。今だから発せられる彼らのメッセージをお届けする。