メンバー藤井の故郷福島でのツアーファイナル、一体となった夜!

 珠玉のメロディーと詞を紡ぐロックバンド“音速ライン”が3月1日にスタートした全国30ヶ所をまわるツアー「音速ラインTOUR 音速の世界」の振替公演6/8/仙台を経て、6/18にメンバー藤井敬之(Vo./Gt.)の故郷福島、いわきでのツアーファイナルをむかえた。

 レーベル移籍後初となるシングル「Nir」を6/8にリリース後のツアーファイナル、そしてメンバー藤井の故郷である福島県でのファイナルとあり、会場は渾然一体となって盛り上がった。音速ライン藤井が発起人となり東日本大震災被災者の支援を目的とした「ONandON」というプロジェクトがスタート、『「ONandON」=「絶え間なく」一過性のサポートではなく継続的に、こんな想いを胸に立ち上げました。復興を遂げ被災者の方々が笑顔を取り戻す時まで様々な活動をしていきたい。』と藤井は語っている。

 5月には音速ラインとして福島県庁訪問、3月からスタートした全国ツアーのうち、震災翌日からの21公演の各ライブ会場で募金を呼びかけた全国ツアーで募った義援金42万円を内堀雅雄副知事に自ら手渡している。福島県いわき市出身で現在郡山在住という生粋の“福島っ子”で観光大使も務める藤井は、「何年かかっても以前のふるさとを取り返すためなら何も惜しみません」と力強く語り、地元のお笑い芸人・ぺんぎんナッツも駆けつけた。

 また今回のCDはメンバー藤井敬之の故郷であり、音速ラインが活動の拠点としている福島県の郡山HIP SHOT JAPANでのライブの模様をすべて収録したDVD付きで、DVDの監修は、今年2月にリリースしたフルアルバム「音速の世界」のリード曲「打ち上げ花火」のPV監督を務めた須永秀明が担当、ライブの臨場感をそのままに夏の終わりの切ない恋の思い出を歌った曲「Nir」を力強く届けるものになっている。