今回でJAPAN DAYの開催は3回目。マンハッタンの中心、セントラルパークにて年に1回“日本の日”に開催され日本の伝統芸能や文化を紹介するオフィシャルの交流イベント。その締めくくりに現代の日本の音楽を紹介するライブが行われている。
トリを務めたorange pekoeのライブは約25分。5月27日に発売したばかりの両A面シングル「マリーゴールド」「クリスタリズム」や代表曲のひとつである「やわらかな夜」などスウィング系やバラッドなど計5曲を披露し、表現力あるヴォーカルや、躍動感あふれるグルーヴで手探り感のあったオーディエンスのテンションを次第にあげ歓声をあびた。終演後には現地メディアの急遽な取材オファーがあるなど、評価を受けたステージとなった。
メンバーの藤本一馬は「今回のライブはとても大きな経験になりましたので改めて今後もいろいろな場所でライブをやっていきたいと思いました。あっという間に終わってしまった感じなのでもう少しやりたかったです。」とコメント。
ナガシマトモコは「手拍子や歓声をもらって、音楽で伝えるということはどこでも一緒なんだな、と感じました。特に「虹」という曲は“9.11”が起こってしまった後に平和への祈りを込めて書いた曲なので、ここNYで歌えた事は自分にとって大きな意味がありました。」とコメントした。
6月24日には”踊れるオレペコ“としてグルーヴへのアプローチを強化した1年7ヶ月ぶりのオリジナルアルバム「CRYSTALISMO(クリスタリズモ)」をリリース。タイトルは安定した結晶構造を持つパワーストーン、水晶のクリスタルと「主義」「運動」の”LISMO”をあわせた造語、まさにオレペコの新境地という作品になっている!