悲しみのほとりで

悲しみのほとりで あなたを待っている
幾度も眠れぬ夜を過ごして
愛されたいとただ願ったわがままに
もうすぐあなたが答えくれるから

さよなら せつない想い
さよなら わかっていたはずよ
どんなに彼女の真似しても
一夜(ひとよ) 抱きしめてももらえないと

冷たい思い出に 足を浸しながら
満ちてゆく月をそっと見上げる
手が届くくらいに そばで輝くけど
あなたから私 見えてなかったね

さよなら 今日までの恋
さよなら 自惚れてただけよ
ひたすら心で祈っても
その腕(て)抱きしめてる 彼女ひとり

さよなら せつない私
さよなら 夢を見てた私
明日は微笑(わら)っていたいから
どうか 優しさなど残さないで
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