瀬戸の恋唄

キャビンの窓を すぎてゆく
夜風にのせた ふたりの歌よ
あゝあゝ瀬戸はなつかし
ほのかに青い 月が出る

鴎がつけて いったのか
はてなくつづく 小鳥の灯り
あゝあゝ瀬戸はなつかし
きらめく夢の 海のいろ

プランを立てて 待ちわびた
可愛い君と 旅ゆく汐路
あゝあゝ瀬戸はなつかし
ほほえみのせて 船はゆく
×