永遠の夏

風は南風 光る海原
夏が僕を 今年もまた
君と過ごした海へ呼ぶ
時の波間 滑る小舟
想い出を連れてくる

水平線から 虹をつたって
永遠(とお)い夏の少女たちよ
戻って来いよ
昔のままだよ 僕も渚も

若さという名の 夢過ぎても
胸の想い 醒めぬままさ
あの夏は終わらない

海鳥が騒ぐ 引き潮だよ
人の心 変わらないね
夢を見るしかできなくて
君はどこで 同じ海を
岸辺から見てるのか

淋しい時は 想い出すのさ
二人ここで同じ時代(とき)を
生きてたことを
昔のままだよ 僕も渚も

君といつまでも 歌っていたね
胸の想い 熱いままさ
あの夏は終わらない

永遠い夏の 妹たちよ
あの夏は終わらない
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