心くばり

男の夢を 追いかけて
淋しい想いを させてきた
心くばりの たりなさに
気付くことなく 過ぎた日々
酒のにがさが しみとおる

男のてれが させるのか
強がりばかりの くり返し
ぐちもこぼさず うらまずに
俺を気づかう 思いやり
やせた肩先き 気にかかる

男のうそも わがままも
だまって許して くれていた
そんなお前の やさしさに
どんなつぐない 出来るのか
詫びる如月(きさらぎ) 夜半(よわ)の月
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