ダイキライ feat. HIRO:N

「話す事もない」
「なにもかも全部忘れたい」
「私 馬鹿みたい」
「あんた ほんと ダイキライ」

地下へと続く階段の途中で
二人は永遠を知る
熱く絡まる指先は
私の全てを停止させる
甘い息が言う
「どこか連れてって」
当たり前の言葉でも
私はどうなったっていいの
心なんてどこにもない

「顔も見たくない」
「記憶から消し去りたい」
「間違いをしたみたい」
「あんた ほんと ダイキライ」

車の中でそっと手を伸ばし
二人は永遠を知る
やがてもつれあう体は
暗闇の中で裏切りあう
見つめ合えば距離を測っている
「たどりつけない場所まで」
私はどうなったっていいの?
心なんてどこにもない

「今はもう何も関係ない」
2人は口々に言う
それを聞かされる人の身にもなってほしいのだけれど
「幸せならいい不幸せなら私のところへ来たら」
なんて言った私が馬鹿だったのよ
お願い 一人にして
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