君の隣

君は覚えているのかな
いつか暮らしたこの街を
時は流れていったけど
僕ら確かにここに居た

君と過ごしたあの場所は
面影を消してしまったようで
形あるものの儚さは
そこに差す光によく似ていた

風はまだ優しいままで
あせぬ想い出に寄り添っているの

歩き続けた先
君が居るようで
ふと会えたら「変わらないね」って
あの日のように笑ってね

淡く灯す祈り
君に届くように
ありふれていた日々の
放つ煌めき

悲しい夜には語り合った
溢れた涙が乾くまで
取り残された僕たちを
月は静かに照らしていた

光の中 君の言葉が
僕の心に溶け出していったの

たとえあとどれだけ
時が流れても
想い出してね 僕ら二人
あの日のままそこに居るよ
遠く雨の兆し
急いで帰ろうか
ありふれていた日々を
胸にしまって
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