際会と鍵

寂しくて俯いたら
何も見えなくなって気づいたんだ
会いたい、ただそれだけで
寂しさはやがて馴染んで
心地良くなるように居座った
会いたい、ただそれだけで

どうしてこんな気持ち僕らには備わっているんだろう

鍵をかけた君の全てを塞ぎ込んで
居なくなってもどうしてもまだここに君は居て
悲しくもなれずに素直にもなれずに
浮遊したままどこまでも感情の終着を探している

寂しさは一部になって
それすら愛おしくなる、消えないで
寂しいさえ失くしたら

いつまでこんな気持ち 有り得ない際会をまた祈って

夜になれば響くカタチない感情が
忘れていく感触を思い出して抱き寄せた
悲しくもなれずに涙も流せずに
浮遊したままどこまでも感情の在り方を探している

君と分かれた日から
遠い空が近くに感じる

鍵をかけた君の全てを胸の中
居なくなってもどうしてもまだここに君が居る
悲しくもなれずに 僕だけ置き去りに
居なくなってさ 最後くらいさよならの代わりに何か言ってよ
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