遥か

どうしてる? どうしてる?
いつか会えるかい
世界から 今宵ふたり
消えてしまっても

ひとりきりじゃない そう気付いた夜は
街の明かりが どこか照れ臭くて
そのままひとりで 数多 星を眺めた
眠れなくて 強さに変えた

何度でも何度でも
呆れるほど
期待と失望とが 繰り返し願うよ
命が擦り減るほど
手と手あわせ
僕らなら遥か行ける
迷ってしまっても

僅か一度のうつせみならば
生きとし生けるものの儚さを
遠く果てでも 確か 守り通した日は
どこかでまた 巡り会えるかい

最期まで最期まで
途切れぬように
未来と今日までの時間 記憶の中
この手でこの心で 刻み込んでいく
哀しみの雨に濡れる
夜があっても

どうしてる? 俺は歌う
何があっても
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