freesia

窓から眺める空は深い黒
隣で寝息を立てる君の顔

明け方消え行く星のようね、
また朝になればもう、そこにはいないんだね

特別じゃなくても
そばにいられるなら
並べた言い訳で痛む胸に蓋をしながら

もう一度やり直せたなら
違う未来になれるかな
もう一度やり直しても
こんな2人になってるかな

綺麗に畳まれた服と
スマホに残るメッセージ
部屋も君にも私にも
爪痕ひとつ残させない

周りは皆んな同じ
止めなと言うけれど
ほんの少しの可能性信じたって良いでしょう

他愛のない話で笑って
そばにいれたら幸せと
変わりの無い私を笑って
それでも引き下がれなかった

愛されているからだ
感じてるは心
純粋なままでは何一つ手に入れられないなら

もう一度やり直せたなら
違う人と笑っていたかな
もう何度やり直しても
ここで1人泣いていたかな

窓から眺める空は薄い青
隣で寝息を立てる君はもう
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