冬のささやき

雪が積もる手摺りをつたいながら
凍る階段を降りて行く先に
吐いた息は空に吸い込まれて
広がる辺りは魔法がかかる

星空の下で誰かが呼ぶ声がする

冬のささやき 耳をすまして聞いてごらん
雪の明かりの先で
二人は出会い この街は時間が止まる
白い思い出を重ねましょう

あの街へ向かう途中の道で
思い出すのはあの寒い日のこと

星空の下で誰かが呼ぶ声がする

冬のささやき 耳をすまして聞いてごらん
雪の明かりの先で
二人の記憶 重なり合う想いが続く
それが僕等の日々に
冬のささやき 振り返ることはもうやめて
白い思い出を重ねましょう

白い思い出を重ねましょう
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