僕らいつまでも

ハイウェイに乗って
ごちゃごちゃした街を目指す
僕らはいつまでも
寝静まった、車内
呼吸の音がする
ハイウェイはずっと続いてく

今夜、酔っ払った
飲みすぎたアルコール
どこへ消えていくんだろう
なんかきみのこと今日は思い出さなかった
少しだけずるいあたしだ
流れる団地を横目に
季節の変わり目を感じて
切なくなった、もう朝がきた

このままいつまで好きでいられるだろう
あのひとも、この街も、歌うことも
何かに隠して置いてけぼりにされないように
ただいまと、まだ言えないまま
この気持ちを抱きしめているの

昔恋人と暮らしていたあの部屋に
灯りがともっていた
どうでもいいことばかりが優しい
どうでもいいことばかりが悲しい
流れるラジオで微かに
よく聴いていた歌が流れて
切なくなった、泣きたくなかったのにな

つまらない日常で、
街がきらめいてみえる日には
少しだけ口角があがって
きみの好きなところばかり浮かぶの
何気ない日常で、
街が煌めいて見える日には
少しだけ足取り軽くて
きみの好きなところばかり浮かぶの

このままいつまで愛を伝えられるだろう
あのひとに、この街に、この音に
何かに託してだめにならないように
ぎゅっと抱きしめてあげるの
このままいつかは何かを忘れて生きるだろう
あのひとも、この歌も、この気持ちも
それでもたまには日々が煌めくような
感覚を、覚えていたいのさ
好きなこと、永遠に覚えていたいの
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