メリークリスマス

「またね」と吐く白い息 切ない雪
積もった日々よ 溶けないで
歩く歩幅は まだ君と同じまま

かじかむ手が 君に触れたそうでさ
また寒さの せいにしては
素直に言えなくて

「メリークリスマス」
また言えるかな 抱き合えるかな
想いが 白世界を彩って
雪が降る 好きが降る
いつも僕がそばにいるよ

交わる手に 僕は騙されていたんだ
遠い未来も 目の前の季節も
ずっと隣にいられるんだと

「メリークリスマス」
また言えたなら 幸せだろう
染み付いた 君の足音が
会えない時間も ずっと
僕の中で息をする

今日はきっと忘れられない日になる
君に贈り物を渡すよ
これから先も続いてく
揺らぐことのない愛を

いつしか僕らの空に サンタが来て
願いが叶うと言うなら 僕は
君の歩幅に また合わせ歩きたい

「メリークリスマス」
また言えるように 抱き合えるように
積もった日々よ 溶けないで
君が残した足跡を
僕はずっと忘れないよ
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