さくら雨

たそがれ時の街角に
さくらの花の雨が降る
あなたの夢に寄り添いながら
幸せすぎた青春(はる)がゆく
ごめんね ごめんよ
悪くないのさ 二人とも
鎌倉行きの 電車に乗った
あの海 あの夏 もう 帰らない

三つちがいの年上で
黄色いバラが好きなひと
あなたの胸で夢見て眠る
明日(あす)も続くと願ってた
ごめんね ごめんよ
悪くないのさ 二人とも
頼りないけど あなたを守る
あの愛 あの夢 私 信じてた

ごめんね ごめんよ
悪くないのさ 二人とも
戻らない日を 数えてみても
あの日の 笑顔は もう 帰らない
×