どうして言葉に

予感めいた青い空気
いつまで漂って
見透かされたその身体で
今季節に溶け込んで

一番好きな名前の色
あなたに見せたくなる
思い出さえもいつかのこと

教えて

どんなふうに語れば

透けて見えたその残り火
君には描けない
今となれば後の祭り
静かに近くで眠らせて

またたく蝶が行き交う場所
あなたはもう着く頃
ただ見る今日がなんともなく
愛しい
そんな想いたどって
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