来たる春

「ねぇ、大丈夫?」
心に問いかける
細くなった日毎に 近づく度に

「もう、大丈夫」
少しの胸弾む自分が言う
駆け巡る想いと日々を明日に馳せ 歩き出すの

さぁ 来たる春は君の道を示すだろう
答えの無い暗がりでも
何気ない毎日は未来への欠片で溢れてるから
咲き誇るるは君の生きた証だろう
それだけでいい 何もいらない
君なりのペースで 君だけの絵図を
ただ広げていけばいいの

青く光る春の芽を待つ
膨らますは期待と不安の中で

誰かの生ばかりを羨んではまた沈む
書き留めた想いは君の糧となり 溢れていくから

咲きたる花は君の日々を示すだろう
応えの無い手探りでも
絶え間ない憂いの中を掻き分けた心ははぐれないから

君の身体が 心が 今も息をする
それだけでいい何もいらない
重ねた未来の像 並べた未来図は
君といつか花開くよ

靄が掛かるように行く先の見えない暗闇の方に
誰かの声がした
手繰り寄せる心 今 頼りに進めばいい
そう きっと願いは明日を告げる
そう ずっと僕ら明日を見てる

さぁ 来たる春は
さぁ 来たる春は君の道を示すだろう
答えの無い暗がりでも
何気ない毎日は未来への欠片で溢れてるから
咲き誇るるは君の生きた証だろう
それだけでいい 何もいらない
君なりのペースで 君だけの絵図を
ただ広げていけばいいの
×