春の中に

深く浅い息を吸って
人の波へと飛び込む
固く結んだはずの糸も
気付かぬうちに緩んでいるのさ

これで良いんだっけ
出来ないこと やりたいこと重なって

今、春を彷徨う 君を照らす光が射す
君を汚した言の葉を枯らしていくような
見えない場所で築き上げてきた努力も実っていく
聞こえてくる 少し前に進んでる音が

戦う度に緩んだ糸を
解けないようにもう一度結び直す

理不尽なことにだって 頷いて 押し込んで
よく飲み込めたもんだ

大丈夫を纏う
無理して笑顔で泣いている君を分かっている
向き合っているからこんなに辛いんだね

これで良いんだって
やれるだけやってるさ ねえ咲って

今、春を彷徨う 君を照らす光が射す
『誰から』じゃなく『自分自身』に応えていくんだ
辛い時、君の側に少しでも居れるように
この歌を歌っているから

そしてまた気付けば春の中に
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