Snow White Girl

まだ遠いな 君と恋人になれる日々は
触れられないその白い肌は雪よりも綺麗だ

需要と供給が釣り合わない 無防備なその笑顔
サンタも小人も下心も集まってきそうだ

やっと君にこぎつけた
二人だけの冬の街
このあと用事があるってさ
「ありがとう」って言って振り向かないで
深い森の奥へ

Snow White Girl

君はその瞳は
何も知らずに僕の心
奪ってしまうのさ 気づいておくれよ

黒雪姫みたいな小悪魔でも
眠りから君が覚めたとき
その瞳に映るのは 抱きしめるのは
僕がいいんだ

順当にいけば 君のことを見事射止めるのは
経験値も貯金も多めな涼しげなジェントルマン

やたらと高いディナーも
お城みたいなホテルの
最上階の部屋の夜景も
2つ掛け持ちのバイト代だって
震えながらでも君となら

鏡よ鏡 君の好きな人を映してよ
浮かび上がったのが僕じゃない他の誰かだとしても
この瞳(め)には君しか映らないから

Snow White Girl

君が笑うだけで
ただそばにいてくれるだけで
許してしまうのはわかっているけど

黒雪姫みたいな小悪魔でも
心がわからなくなるほど
君しか選べないのは 好きになるのは
どうしてなんだろう

まだ遠いかな 君を恋人と呼べる日々は
もうすぐクリスマス
僕は君を迎えにいきたいな
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