ミルキー・ウェイ

線路づたい 傘もささず
肩に止まる しずくはらう
迎えに来て くれるなんて
思っても みなかったの
赤いスポーツ・カーの 煙る窓に
街並みが 晴れてゆく
土曜日は MILKY WAY スピードの渦の中
めざす都会は まるでニューヨーク
そして 手を振る 昨日の哀しみ
SHA-LA-LA…

“元気だった?”そのことば
あなたらしい 仲直りね
急に雨が 降ったことも
運命に 違いないの
めぐり逢えた日の 空が見える
ビル街の 隙間から
土曜日は MILKY WAY ブランクを飛び越えて
走る銀河は まるでハリウッド
やがて 二人を包むの 倖せ

土曜日は MILKY WAY 夢ならば醒めないで
バックミラーに 眠る TOKYO
二人 捜すの 明日のゆく先
SHA-LA-LA…
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