エトセトラ

午後のグランドは パステルの陽ざしあなた
空の彼方まで 白いボール高く蹴った
閉じた教科書の間へとはさむ手紙
卒業の前に 渡せそうもないけれど

あなたは 泣きたい日がありますか
あなたは 淋しい日がありますか
鏡に向かって 微笑み返す
ひとりごとの その先はいつもエトセトラ
エトセトラ エトセトラ

眠る街並みを マラソンで通るあなた
スローモーションで動く窓に 風も光る
声をかけたけど 気づかないみたい私
卒業の前に 心プレゼントさせて

あなたは 泣きたい日がありますか
あなたは 淋しい日がありますか
恋しているから 言葉にこまる
ひとりごとの その先はいつもエトセトラ
エトセトラ エトセトラ
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