プラットホームの人々

過去という名の 黄昏の駅舎
コートの襟に 汽笛が泣いてる
二度とは逢えない人も 二度とは帰れぬ街も
プラットホームに 滑りだす
見知らぬ女 見知らぬ男
少しの不幸にもたれて 目を閉じるけど
倖せだけが 人生じゃないと
誰もが夜明けに 降りてゆく

明日という名の 希望の切符
心のままに 何度も乗り換え
隣りに想い出連れて 隣りに淋しさ連れて
昔の自分を 探すけど
名もない女 名もない男
いい事ばかりを心に 言い聞かせてる
悲しみだけが 人生じゃないと
誰もが夜明けに 降りてゆく

見知らぬ女 見知らぬ男
少しの不幸にもたれて 目を閉じるけど
倖せだけが 人生じゃないと
誰もが夜明けに 降りてゆく
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