愛に罪はない

こんな歳してさ 君が離れない
出逢ったあの日の 雨の晩(よる)から
忍び逢う恋じゃなく 心の奥に
忘れてた何かが 生れかけている
雨よ雨よ 降れ降れ 最後の人生に
黄昏が切なさで 濡れていいから
雨よ雨よ 降れ降れ 愛に罪はない
傷つけた倖せを 想い出にしても

どんな星空も いつも涙空
寄り添う窓辺の 雨が恋しく
逢う度に深くなる 慕(おも)いのすべて
打ち開けてしまえば 辛さふえるけど
雨よ雨よ 降れ降れ ふたつの人生に
あしたがどこかに 逃げていいから
雨よ雨よ 降れ降れ 過去に罪はない
生きてきた今日までを 想い出にしても

雨よ雨よ 降れ降れ 最後の人生に
黄昏が切なさで 濡れていいから
雨よ雨よ 降れ降れ 愛に罪はない
傷つけた倖せを 想い出に
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