演歌一輪

恋に生きるも 人生ならば
夢と流れる 川もある
片瀬の恋の 儚さを
惚れて初めて 知りました
演歌…演歌一輪 女の息吹き
賭けたこの道 何処(どこ)までも

無理を通せば 道理が霞む
人の情けが 身にしみる
背に吹く風の 冷たさも
夢がありゃこそ 耐えられる
演歌…演歌一輪 女の真実(まこと)
紅を差す指(て)に 肥後訛り

花は枯れても 性根があれば
天が恵みの 春を呼ぶ
苦労を掛けた かあさんに
見せてあげたい 晴れ姿
演歌…演歌一輪 女の錦
燃える瞳に 花吹雪
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