空気彼女

ついに僕の彼女が
空気みたいになってしまった
最初の頃の違和感は どこへやら
一緒に暮らし始めて
そんなに経ってもいないのに
独り言呟くみたいに 君と話している
情熱と引き換えに僕らが手にした
心地良く安らかな日々
情けないところも だらしないところも
その全てを知っても なお そばにいてくれるんだね
ありがとう ありがとう ありがとう
ついに僕の彼女が
空気みたいになってしまった
胸にあった熱い想いは どこへやら
記憶を頼りにときめき持ち帰ると
愛しさに包まれる
格好悪いところも 意地悪なところも
その全てを知っても なお そばにいてくれるんだね
ありがとう ありがとう ありがとう
君がいなければ 苦しくて仕方がない
そんなことさえも時に忘れて
当たり前にしてしまうけれど
情けないところも だらしないところも
その全てを知っても なお そばにいてくれるんだね
君がいるってことを 君がいてくれるってことを
感じ取れなくなっても なお そばにいてほしいんだ
ありがとう ありがとう ありがとう
ありがとう ありがとう ありがとう
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