廻るこの汚れた地の
人という器に封じ込められ
巡るこの世界に飼われ
偽善という名の愛を浴びる
流れゆくこの命は
やがて灰になりあの空を舞う
遠い空の向こうには
本当に貴方はいるのですか
果てしない時の中で
誰にも見えない粒になっても
何億年の時を超えて
もう一度貴方と出逢いたい
真実と偽りの世界は
泥の上に咲く蓮のように
醜さ、汚れの上に咲く
美しさ愛おしさ儚さがある
どこから来たか分からずとも
いつか散り去ると悟ったのです
私の運命は誰が決めるのですか
果てしない旅を続け
姿や形を失っても
永遠の風に吹かれ
もう一度貴方と出逢いたい
果てしない夢を描き
今という時が消え去っても
形には残らずとも
貴方の心に在り続ける
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