哀愁ストリート

銀杏(いちょう)並木に 吹く風の
落ち葉が足に からみつく
ここは青山 外苑通り
あの日二人で 歩いた道よ
腕をからめて 甘える君の
髪の匂いが 懐かしい

ほんの小さな 諍(いさか)いが
誤解のままで 右左
ここは赤坂 一ツ木通り
あの日気まずく 別れた場所さ
たった一言 意地など捨てて
言えば良かった 好きだよと

冬の足音 駆け足で
コートの衿を 立てて行く
ここは白金 プラチナ通り
あの日黙って 渡そうとした
君のイニシャル 刻んだ指輪
今度会ったら 渡したい
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