昭和男唄

口は重いし 愛想も無いし
思いどおりの 言葉さえ
見つけることも 出来ない俺さ
こんな自分に 苦笑い
素直になれず 悔やんでいるよ
やだね やだね なぜかつっぱる
昭和生まれの 男唄

出会った時には 惚れてもいたさ
それでも何故だか 午前様
明日は呑まぬと 決めてはいても
夜が誘って はしご酒
分かっているさ お前の涙
呑んで 呑んで 呑んで寂しい
昭和生まれの 男唄

今日こそほめて やれたらいいと
言葉探して いるうちに
季節はめぐって 言えないままに
お前 はるかな 雲の上
ありがとうだけ 言わせてくれよ
バカな バカな バカな涙は
昭和生まれの 男唄
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