少年のいた夏

砂埃をあげて走り去る車を見送ったよ
遠い夏のHome Town
コーラの缶を踏みつぶし若すぎる自分を
もてあましてた頃

未来はどこにあるか
わからずにいたよ

あてのない夢でも(夢でも)
歩き出せるはずさ
いつの日か

夜明けのバスを待つ
擦り切れたカバンに憧れだけ 何にもなかった
泣きたくなるよ アスファルトの匂い
こんなものさ 口笛を吹いても

だけど思い出すんだ
あの夏の日々を

あきらめたくないさ(いつでも)
さびしさに心がふるえても

夢を失っても
少年のいた夏 追いかけて

歩き出せる いつか
あてのない夢でも信じてる

虹をつかむ いつか
少年のいた夏 追いかけて
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