鞭と嫉妬と赤い絲

ようやく君を捕まえたのさ この部屋に
恥じらうならばカーテンはまだ 閉めておこう

下らない一日を終えて家に帰れば、ねえ
四畳半 アパートに咲いた花の様

誰よりも愛しい君よ
僕をもっと呼んでよねえ
他の誰にも触らせないさ
ずっと一緒でしょう?

何よりも大事な君だから 逃げぬ様
首輪と手錠と赤い糸で 繋ぐのさ

椅子に縛り付けられ他の誰かの名を呼ぶ
その背中鞭を振るっては甘やかす

誰よりも愛しい君よ
僕にもっと服従せよ
他の全てはもう要らないさ
二人ぼっちでしょう?

窓の外響くサイレン
お願い僕を止めないで
ドアを叩く音が大きくなる
君をこの手で...
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