夜汽車

最終列車の レールの音が
俺の心に 問いかける
お前の生き方 いいのかこれで
夜空に浮かぶ 親父の顔が
にっこり笑って 答えてくれた
やり直そうか 故郷(ふるさと)で 故郷(ふるさと)で

やること なすこと はずれてばかり
あせる気持ちが 裏目(うら)にでる
都会の片隅 小さな酒場
グラスの底に 涙の顔が
寂しく笑って 見送(おく)ってくれた
やり直そうか 故郷で 故郷で

トンネル抜けたら 夜明けの海よ
星が消えてく 陽(ひ)が昇る
何度も夢見た あの日の景色
潮の匂いが 想い出つれて
やさしく笑って 迎えてくれた
やり直そうか 故郷で 故郷で
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