駅へ…

青い電車 何度も見送った
あなたの町へ
運ぶ想い閉じ込めて
朝のホーム
椅子にもたれかけて
靴音たてて遊んでみる
子供みたいに

恋をしたら何も見えなくなってゆくの
わかっていたから
戸惑いつつ 眼(め)を伏せてた私が
次の電車の窓に写る

愛されたいの
これからは
素顔の私
届けたいあなたへ
心のドアをそっと開けて
待っているだけの恋なら
思い出のまま
あの駅に捨てて

途中下車を何度も繰り返し
離れていった
二人の距離 確かめた
肩を寄せる恋人達見つめ
微かに香る海の匂い 深く吸った

恋はいつも寂しい時に
突然に押し寄せてくるの
嘘ついてた
この素直な気持ちに

これが真実(ほんとう)の私なのね

あなたに会えるもうすぐに
笑顔と一緒に届けたい私を
白いリボンをそっと解いて
抱えてほしい
この先迷わないよう
強くつかまえて

これが真実(ほんとう)の私なのね

愛されたいの
これからは
素顔の私
届けたいあなたへ
心のドアをそっと開けて
待っているだけの恋なら
思い出のまま
あの駅に捨てて
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