大地のアリア『母なる星の祈り』

ひとすじ、ひとすじ
手繰り寄せた旋律を束ね
奏でる音楽

すべての生命(いのち)へ

焦れた空が 涙を零して
土に還れば やがて実りとなる

廻(めぐ)り廻りゆく輪廻に大河(かわ)で
何度離れても 繋がっているのだと知るでしょう
嗚呼…

黄昏が微笑んでる
もう決して怖がらないで、と
草原を撫でる風は
懐かしく、母のように…
それは大地の歌

凍てつく時代(とき)も やがて融けるように
包んでいよう 果てない慈しみで

重ね重ねゆく 祈りの声が
何より確かな明日へと導いて行くでしょう
嗚呼…

星たちがさざめいてる
もう決して迷わぬように、と
調和して行く世界は
儚くも美しくて…
それは大地の歌

ひとすじ、ひとすじ
手繰り寄せた旋律を束ね
奏でる音楽

黄昏が微笑んでる
もう決して怖がらないで、と
草原を撫でる風は
懐かしく、母のように…
それは大地の歌

それは愛の歌
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