夜明けの針金

未だ地図にない世界が広く果てしなく
君とならば何処までも行ける そうだろう?
共に作る足跡に僕は保たれる
君と二人いつまでも生きる いいだろう?

どうして涙が流れてくるのか
こうして君が微笑んでくれている それなのに

胸に巻き付く針金が痛いよ
振り払う余裕もあったけれど
見つめ直すのが怖かっただけ
大丈夫 きっと いつか、なんて
子供の心のままじゃ辛いと
知り得ていたなら
涙まで見せる事なく
潤せていたつもりさ

どうして涙が流れてくるのか
どうして、どうして、どうして、どうして……抜け出せない

胸に巻き付く針金が痛いよ
振り払う余裕もあったけれど
見つめ直すのが怖かっただけ
大丈夫 きっと いつか、なんて
消えない幻覚(まぼろし)に怯える夜明け
震える自分を抱きしめて
いつか何処かで
救われると信じてる
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