冬花火

北の港で おまえを捜し
一人で歩く 波止場まち
浜の酒場は 夜風が沁みる
季節はずれの 冬花火
きれいな色は はかなく消えて
どこか寂(さび)しい 夜の星

肩を並べた 写真を見つめ
戻って来いと 呼びかける
夜が恋しい おまえの香り
空に舞い散る 冬花火
激しく燃える 煙の中に
見えた姿は 涙顔

部屋に残した 小さな指輪
今頃どこで 暮らしてる
花が咲いてる 岬のはずれ
一人見上げる 冬花火
おまえも空を 見ているだろうか
いつか幸せ 来るだろう
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